時間がたったミルク汚れを即解決!オキシクリーンや重曹を使ったシミの落とし方を紹介

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時間がたったミルク汚れのシミや黄ばみを効果的に取り除く方法をお教えします。

本記事で扱う内容は以下の通りです!

  • オキシクリーンを使用したミルク吐き戻しのシミ洗濯方法
  • ワイドハイターを使用した古いミルクシミの処理方法
  • 重曹、セスキ炭酸ソーダ、ウタマロリキッドを使用した洗濯手順

長時間経過した、時間がたったミルクの汚れが付いたシミや古い黄ばみは、通常の方法では落ちにくいものです。

時間がたったミルク汚れの落とし方について、効果的な洗濯手順と正しい使い方をご紹介します。

目次

時間がたったミルク汚れの落とし方5選をご紹介

オキシクリーンを使ったミルク吐き戻し汚れの洗濯手順

まず最初に、オキシクリーンを用いた効果的なつけおき(オキシ漬け)方法をご紹介します。

【準備するもの】
・オキシクリーン
・洗面器またはバケツ
・ゴム手袋

【使用手順】

  • 洗面器やバケツにぬるま湯を用意する。
  • 水にオキシクリーンを1~2杯加える。※オキシクリーンは強力な洗剤であるため、ゴム手袋を着用してください。
  • ミルクで汚れている部分が完全に浸かるようにし、放置する。※一般的に2時間程度でシミが取れますが、汚れが酷い場合はさらに時間を延ばしてください。
  • シミが取れた後は、通常どおり洗濯機で洗濯する。

このオキシ漬け方法なら、他の家事をしながら待つことができるため、忙しい方や多目的な洗剤を求めている方にもおすすめです。

オキシクリーンは「過炭酸ナトリウム」という成分が含まれており、洗浄力が非常に高いです。

この成分は酸化作用を持ち、食器洗い機の洗剤や漂白剤、洗濯槽のクリーナーなどにも使われています。

使用後は酸素、水、炭酸ソーダに分解され、環境にも優しく、有害な成分が残らないため、安心して使用できます。

オキシクリーンはボールペンの油性インクや水性ペン、絵の具の汚れには向かないものの、以下のようなさまざまな汚れに効果的です。

  • 黄ばみ
  • 汗のシミ
  • 食べこぼし
  • 臭い
  • 色素が濃い食べ物
  • 飲み物のシミ

そのため、オキシクリーンを家に常備しておくと、さまざまなシーンで活躍します。

古いミルクシミをワイドハイターできれいにする方法

漂白剤は汚れ除去の強力な味方ですね。

その中でもワイドハイターは簡単に使える製品の一つです。

使用手順はシンプルです!

シミがついた部分に直接ワイドハイターを塗布し、洗濯機で洗うだけ。

特にしつこい汚れには、オキシクリーンと同じように、ワイドハイターでの浸漬処理が可能です。

ただし、この場合のつけおき時間は最大30分ですので、時間を守って使用しましょう。

浸漬を忘れがちな方や手間を省きたい方には、短時間で効果が出るワイドハイターが便利です。

ワイドハイターは粉末、液体、スプレータイプの3形態がありますので、

  • 手が汚れるのを避けたい、部分的に使用したい方にはスプレータイプ
  • 時間が経過した汚れには粉末タイプ
  • 幅広い用途で使用したい方には液体タイプ

といった具体的なニーズに応じて選ぶと良いでしょう。

もし何を選んだら良いか迷う場合は、この情報を参考にしてください。

重曹とクエン酸で解決!黄ばみやミルク汚れのシミ取り術

重曹はその食品としての用途からもわかるように、安全性が高く信頼して使える製品です。

単独ではシミ抜きには力不足かもしれませんが、特定の成分を加えることで驚くほど効果的に黄ばみやミルクのシミを取り除くことができます。

その秘訣は、酸素系漂白剤とクエン酸の組み合わせです。

【準備するもの】
・古い歯ブラシ
・ゴム手袋
・重曹
・クエン酸
・酸素系漂白剤
・計量スプーン
・ドライヤー

【作業手順】

  • 重曹と酸素系漂白剤を1:2の比率で混ぜます。
  • クエン酸小さじ2を水100mlに溶かしてクエン酸液を作ります。
  • 混ぜた粉末を歯ブラシに少量取り、シミに叩き込むようにしてなじませます。
  • なじませた箇所をドライヤーで温めます。
  • 温めた後、クエン酸液をかけると化学反応で泡が発生します。
  • 泡が少なくなったら、水でしっかりとすすぎ、通常通り洗濯機で洗います。

この方法は黄ばみやミルクのシミだけでなく、汗のシミやその他の頑固な汚れにも効果的です。

通常の漂白剤で落ちにくい汚れがある場合にもお試しください。

赤ちゃんのミルク吐き戻しシミにはセスキ炭酸ソーダを活用

セスキ炭酸ソーダは、家庭用の掃除アイテムとしてだけでなく、洗濯にも効果的です。

【準備するもの】
・セスキ炭酸ソーダ
・計量スプーン

【使用手順】

  • 洗濯機に入れる洗濯物の量に合わせて、水15Lごとにセスキ炭酸ソーダを小さじ1加えます。
  • 通常の洗濯サイクルを始めて、水とともにセスキ炭酸ソーダを解かせます。
  • 溶けたら、3時間から一晩浸けておき、その後通常通り洗濯機を回して洗います。

セスキ炭酸ソーダを使用する方法は、すすぎが1回で済むため、手間がかからずに済みます。

夜に洗濯を干す場合は、日中に浸漬しておくと効果的ですね。

ただし、色落ちしやすい素材やアルカリに弱い素材、または特に大切にしている衣類には使用を避けてください。

頑固なミルク汚れはウタマロリキッドでつけおき

ウタマロリキッドを使った方法も効果的です。

直接洗濯機に使うことが多いですが、特にしつこい汚れにはもみ洗いとつけおきを組み合わせる方法をお勧めします。

【使用手順】

  • 汚れた部分にウタマロリキッドを直接塗り、よく馴染むようにもみ洗いを行います。
  • もみ洗いだけでは取れない汚れは、水をはったバケツか洗面器で30分浸します。
  • つけおき後、水でしっかりすすいだ後、通常通り洗濯機で洗います。

ウタマロリキッドは、色や柄物、おしゃれ着にも使用可能で、通常の洗濯では落ちにくい食べこぼしやインクの汚れもしっかり除去できます。

石鹸タイプが主流ですが、置き場所に困ることがあればリキッドタイプを試してみてください。

さらに、アミノ酸系洗浄成分を含むウタマロリキッドは手肌にも優しいので、手荒れが心配な方にもおすすめです。

なぜ時間が経過するとミルクのシミが落ちにくくなるのか?

時間が経つとなぜミルクのシミが頑固になるのでしょうか。

見た目は洗濯ですっきりしているように感じても、時間が経過すると徐々に黄ばみが現れてしまうのです。

その理由は、ミルクが主にタンパク質から成っているためです。

タンパク質は加熱されると固まる特性があり、時間が経つとこの性質が顕著になります。

さらに、ミルクには脂肪分も豊富に含まれており、これが黄色く変色の原因となるのです。

そのため、洗濯しても繊維の奥に残った汚れが固まり、しみとして残ってしまうことがあります。

日常の洗濯でこれらの汚れを防ぐには、繊維にしみ込んだタンパク質を「分解」して除去する必要があります。

分解しない限り、洗濯後も残留するタンパク質が黄ばみの原因となり、目立ってしまうのです。

ミルク汚れを目立たせない服の色選び

汚れが気にならない対策として、色や柄の工夫で目立たせない服を選ぶ方法があります。

では、どのような色や柄が汚れに強いのでしょうか。

ダークカラー色の洋服

ブラックやネイビーなどの濃色は、ミルクの黄ばみが目立ちにくいです。

これらの色は他の汚れも含め、全般的に目立ちにくいため、おすすめです。

ライトカラー色の洋服

ベージュや淡い黄色、オフホワイトなどの色は、ミルクの黄ばみと同化しやすく、目立たなくなります。

ただし、これらの色は泥汚れなど他の汚れは目立つ可能性がありますが、よだれなどの湿った汚れは目立ちにくいです。

柄入りの洋服

柄入りの服は、黄ばみや他の汚れを模様の一部と見せることができます。

子ども服を選ぶ際は、全体に柄が入っているものや、特に首元など目立つ部分に柄があるものが良いでしょう。

まとめ

  • オキシクリーンはオキシ漬けにより長時間放置したミルクのシミを効果的に取り除きます。
  • ワイドハイターは漂白剤としての効果が高く、古いミルクシミの除去に有効です。
  • 重曹とクエン酸の組み合わせは、タンパク質を分解し母乳やミルクのシミ取りに役立ちます。
  • セスキ炭酸ソーダは家庭用掃除に加え、洗濯時の汚れ除去にも使用できます。
  • ウタマロリキッドは特に食べこぼしやインクの汚れ除去に適しており、洗濯前処理に効果的です。

本記事では、時間が経過したミルクや母乳のシミ対策を、忙しい方にも手軽に取り入れられる方法でご紹介しました。

時間がたってしまったミルク汚れのシミは、オキシクリーンやワイドハイターといった製品を用いることで効果的に取り除くことが可能です。

また、重曹とクエン酸の組み合わせやセスキ炭酸ソーダを利用することで、タンパク質が原因のシミも根本から分解し除去することができます。

これらの方法は、特に家庭に小さなお子さんがいる場合に役立つ洗濯の技術です。

ウタマロリキッドを使ったつけおき処理も、しつこい汚れには特に有効で、家庭の洗濯をより効果的にするための一つの手法となります。

オキシクリーン、ワイドハイター、重曹、セスキ炭酸ソーダ、ウタマロリキッドといったアイテムは、洗濯だけでなく家庭内清掃にも大変役立ちます。

これらを利用して、ミルクのシミ除去はもちろん、他の用途にも活用して効果的に使い分けてみましょう。

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