小学校のPTA役員になると、LINEグループでの挨拶に頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。

「どんな雰囲気なのかな?」「みんな知り合いだったらどうしよう」など、少し不安を感じる方もいらっしゃいますよね。
最初の挨拶で失敗すると「この人、大丈夫かな?」とマイナスな印象を持たれてしまうかもしれません。
そうなると、今後の活動がスムーズに進みにくくなり、気まずい思いをすることも…。
そこで今回は、私の経験をもとに、PTA役員のLINEグループで好印象を持たれる挨拶のコツを解説し、すぐに使える例文もご紹介します。
「どんな挨拶をすればいいの?」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね!
保護者LINEグループで使えるPTA役員の挨拶例文をご紹介





まず最初に、PTA役員の保護者ライングループでの最初の挨拶に使用できる、好感がもてる例文を紹介します。
会長・副会長以外のPTA役員の挨拶例文(LINE用)
PTA役員としてLINEグループで挨拶をする際は、シンプルかつ丁寧なメッセージを心がけると好印象につながります。
特に、他の役員との関係性を築く最初の機会となるため、明るく前向きな言葉を意識しましょう。
ここでは、一般役員・委員・仕事をしている方・経験者 など、さまざまな状況に合わせた挨拶例をご紹介します。
ぜひ、ご自身の状況に合ったものを参考にしてみてください。
📌 PTA一般役員の挨拶例文(未経験者の場合)
はじめまして。
今年度、PTA役員を務めることになりました〇〇(フルネーム)です。
〇年〇組に〇〇(お子さんの名前)がおります。
PTAの役員は初めてで分からないことも多いですが、皆さんに教えていただきながら頑張りたいと思います。
一年間、どうぞよろしくお願いいたします。
✅ ポイント
- PTA役員が初めてであることを伝える
- 他の役員と協力して活動したい姿勢を示す
- シンプルかつ丁寧な言葉でまとめる
📌 PTA一般役員の挨拶例文(経験者の場合)
今年度、PTA役員を務めさせていただく〇〇(フルネーム)です。
〇年〇組の〇〇の母(父)です。
上の子のときに〇〇委員を経験しましたが、今回の役職は初めてなので、新たに学びながら頑張りたいと思います。
皆さまと一緒に活動できるのを楽しみにしています。
一年間、どうぞよろしくお願いいたします。
✅ ポイント
- PTA役員の経験があることを伝える
- 役職が変わるため、新たな気持ちで頑張る意欲を示す
- 他のメンバーと協力していく姿勢をアピール
📌 PTA委員(広報・校外・文化・バザーなど)の挨拶例文
今年度、〇〇委員を担当することになりました〇〇(フルネーム)です。
〇年〇組に〇〇(お子さんの名前)がおります。
これまでPTA活動には関わってきましたが、〇〇委員としての活動は初めてです。
至らない点も多いかと思いますが、皆さまと協力しながら取り組んでいきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
✅ ポイント
- 担当する委員名を明記する
- PTA経験の有無にかかわらず、前向きな姿勢を見せる
- 他のメンバーと連携する意思を示す
📌 仕事をしている方の挨拶例文
はじめまして。
今年度、PTA役員を務める〇〇(フルネーム)です。
〇年〇組に〇〇(お子さんの名前)がおります。
平日はフルタイムで仕事をしているため、急な集まりには参加が難しいこともありますが、事前に予定が分かるものにはできる限り調整して参加したいと思います。
また、資料作成など在宅でできる作業には積極的に取り組みますので、何かあればお声がけください。
一年間、どうぞよろしくお願いいたします。
✅ ポイント
- 仕事をしているため、活動に制限があることを伝える
- できる範囲で協力する姿勢を示す
- 具体的に対応できること(資料作成など)を伝える
📌 下の子が小さい場合の挨拶例文
はじめまして。今年度、PTA役員を担当することになった〇〇(フルネーム)です。
〇年〇組に〇〇(お子さんの名前)がおります。
現在、下の子がまだ小さいため、集まりによっては参加が難しいこともあるかもしれませんが、可能な範囲で活動に協力していきたいと思っています。
至らない点もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
✅ ポイント
- 下の子が小さいため、参加が難しいことを伝える
- 可能な範囲で協力する意思を示す
- 柔らかい表現で、誠意を持った姿勢を伝える
📌 ベテランPTA役員の挨拶例文
今年度、PTA役員を担当する〇〇(フルネーム)です。
〇年〇組の〇〇(お子さんの名前)の母(父)です。
上の子のときにもPTA活動に携わり、今回で〇回目の役員となります。
過去の経験を活かしつつ、新たな気持ちで活動に取り組みたいと思います。
何か分からないことがあれば、お気軽にご相談ください。
一年間、どうぞよろしくお願いいたします。
✅ ポイント
- PTAの経験が豊富であることを伝える
- その経験を活かしながら協力する意欲を示す
- 相談しやすい雰囲気を出し、他の役員をサポートする姿勢をアピール
PTA会長・副会長の挨拶例文(LINE用)
PTA会長や副会長としての最初の挨拶は、他の役員や保護者に安心感を与え、円滑な関係を築くための大切な機会です。



ここでは、役職に応じた具体的な例文をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
📌 PTA会長の挨拶例文①(初めて会長を務める場合)
今年度、PTA会長を務めることになりました〇〇(フルネーム)です。
〇年〇組に子どもがおります。
PTA役員の経験はありますが、会長という立場は初めてのため、不慣れな点も多いかと思います。
役員の皆さまと協力しながら、子どもたちのためにできる限り尽力していきたいと思っています。
一年間、どうぞよろしくお願いいたします。
✅ ポイント
- PTAの経験はあるが、会長職は初めてであることを伝える
- 他の役員と協力しながら進めていく意向を示す
- 子どもたちのために努力する姿勢をアピール
📌 PTA会長の挨拶例文②(経験者の場合)
今年度、PTA会長を務めることになりました〇〇(フルネーム)です。
〇年〇組に子どもが在籍しています。
上の子のときに本部役員を経験しましたが、改めて会長として関わらせていただくことになりました。
皆さまと力を合わせながら、PTA活動をより良いものにしていきたいと考えております。
一年間、どうぞよろしくお願いいたします。
✅ ポイント
- 過去にPTA役員経験があることを伝える
- 経験を活かしつつ、さらに良い活動を目指す意欲を示す
- 周囲と協力して進めていく姿勢を強調
📌 PTA副会長の挨拶例文①(初めて副会長を務める場合)
今年度、副会長を務めさせていただきます〇〇(フルネーム)です。
〇年〇組の〇〇の母(父)です。
PTA役員としての経験はありますが、副会長の役割は初めてのため、不慣れな点も多いかと思います。
皆さまと協力しながら、精一杯頑張りたいと思いますので、一年間どうぞよろしくお願いいたします。
✅ ポイント
- PTAの経験はあるが、副会長としては初めてであることを伝える
- 役員と協力しながら活動する意欲を示す
- 前向きな姿勢をアピール
📌 PTA副会長の挨拶例文②(経験者の場合)
今年度、副会長を務めることになりました〇〇(フルネーム)です。
〇年〇組の〇〇の母(父)です。
過去に〇〇委員や本部役員を経験しており、その経験を活かしながらPTA活動を支えていきたいと思っています。
会長をはじめ、皆さまと連携を取りながら進めてまいりますので、一年間どうぞよろしくお願いいたします。
✅ ポイント
- PTA本部や委員の経験があることを伝える
- その経験を活かして活動していく意向を示す
- 会長や他の役員と協力しながら進める姿勢を強調



PTA会長や副会長の挨拶では、次の3つのポイントを意識すると、相手に好印象を与えられます。
- 役職を引き受けたことへの意気込みを伝える
- 過去のPTA経験(または未経験であること)を簡潔に伝える
- 他の役員や保護者と協力しながら進めていく姿勢を示す
これらの要素を取り入れつつ、状況に応じて自分らしい言葉でアレンジすると、より自然な挨拶になりますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
PTA役員になったらLINEグループで挨拶!ポイントやコツを紹介


PTA役員としてLINEグループに参加したら、まずは挨拶をすることが大切です。
しかし、いざメッセージを送ろうと思うと、「何を書けばいいんだろう?」と悩んでしまいますよね。
そんなときは、以下の3つのポイントを意識してみてください。
- 役員経験の有無を伝える
- 活動に対する不安があれば素直に伝える
- 返信が遅れる可能性があれば事前に伝えておく
この3つを抑えておくと、無理なく自然な挨拶ができますし、相手に良い印象を持ってもらいやすくなります。



では、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう!
1. 役員経験の有無を伝える
自分がこれまでにPTA役員を経験したことがあるのか、それとも今回が初めてなのかを伝えることで、今後の役割分担がスムーズに進みます。
例えば、PTA経験者であれば「上の子の時に〇〇委員をやっていましたが、△△委員は初めてなので学びながら頑張ります!」と伝えると、経験のある役員と協力しやすくなります。
一方、初めての場合は「PTA役員は初めてで分からないことばかりですが、皆さんに教えていただきながら頑張ります」と書けば、フォローしてもらいやすくなりますよ。
また、得意なことやできる範囲を伝えておくのもおすすめです。
たとえば、「平日は仕事で忙しいけれど、土日は対応できます」「書類作成が得意なので、必要があればお手伝いします」といった具体的な内容を加えると、周囲との連携がスムーズになります。
私自身も文章を書くのが得意だったので、「広報のお手伝いならお任せください!」と伝えたところ、バザーの案内文やチラシ作成を担当させてもらいました。
このように、最初に得意分野をアピールしておくと、役員活動を楽しく進めやすくなりますよ!
2. 活動に対する不安があれば素直に伝える
PTA役員の活動は、役割によって仕事内容が変わるため、たとえ経験があっても「今回は大丈夫かな?」と不安に感じることがあるかもしれません。
そんなときは、正直にその気持ちを伝えておくと、周りも理解してくれます。
例えば、仕事や家庭の事情で時間が取れない場合、「平日はフルタイムで仕事をしているため、急な集まりには参加できません」と伝えておけば、無理のない範囲で協力しやすくなります。
ただし、「できません」と断るだけではなく、「書類作成や資料の印刷なら対応できます」など、自分ができることを伝えることが大切です。



そうすることで、「協力しようとしてくれているんだな」と前向きな印象を与えられます。
3. 返信が遅れる可能性があれば事前に伝えておく
PTAのLINEグループでは、連絡事項が共有されることが多いですが、仕事や育児の都合で、すぐに返信できないこともありますよね。
何も伝えずに返信が遅いと、「ちゃんと確認してるのかな?」と誤解を招く可能性があります。
特に、まとめ役の方は、意見を取りまとめて学校に報告する役割を担っているため、レスポンスが遅いと困ってしまうことも…。
そのため、「すぐに返信できない場合があります」と事前に伝えておくことが大切です。
たとえば、以下のような一言を添えておくと、相手も理解しやすくなります。
・「仕事の関係で昼間はLINEを確認できないことがありますが、確認次第お返事します!」
・「育児中のため、返信が遅くなることがありますが、できるだけ迅速に対応します!」



このように伝えておくと、相手に余計な負担をかけずに済みますし、安心してPTA活動を進められますよ。
まとめ
- PTA役員として初めて挨拶を行う際は、緊張せずに明るく前向きな印象を与えることが大切です。
- 挨拶文は、役員経験の有無や個人の状況(仕事が忙しい、小さい子どもがいる等)を含め、開放的で協力的な姿勢を示すことが望ましい。
- 具体的な経験や、得意な活動領域を挨拶に含めることで、スムーズな役割分担や他の役員からの支援を促すことができます。
- 不安や制限事項も正直に伝え、必要なサポートを受けやすくすることが効果的です。
- 挨拶は、今後のPTA活動における良好な関係構築の第一歩であり、信頼と協力の基盤を築くために重要です。
- 挨拶文には、期待と熱意を込めつつ、実際に参加可能な範囲や条件を明確にすることが重要です。



最初の挨拶は、PTA活動を円滑に進めるための大切なステップです。
私自身も、幼稚園や小学校でPTA役員を何度か経験しました。
特に小学校のPTA役員LINEは、ややフォーマルな雰囲気があることが多く、最初の挨拶はちょっとした緊張感がありました。
文章でおかしなところがないか、漢字が間違ってないか何度も確認しながら、慎重にLINEグループでの挨拶メッセージを送ったことをよく覚えています。
最初にしっかりと挨拶をして、気持ちよくPTA活動をスタートさせるといいですね。
ぜひ、今回ご紹介した例文やコツを参考にしてみてください!