「端午の節句、おめでとう」——そのひと言に、あなたならどんな想いを込めますか。
子どもの日には、ただのあいさつ以上に、相手の心に残るメッセージを贈りたいもの。
でも、言葉にするのって意外と難しいですよね。
この記事では、子どもや孫、親戚、職場の方など、関係性に合わせて使える「端午の節句お祝いメッセージ文例」を豊富に紹介しています。
マナーも押さえつつ、あなたらしい温かい言葉で祝えるよう、ヒントをたっぷり詰め込みました。

心を込めた一言で、相手の笑顔を引き出しましょう!
端午の節句のお祝いメッセージ文例集【用途別まとめ】


端午の節句のお祝いメッセージ文例集について紹介します。



それぞれのシーンにぴったりなメッセージ例を紹介していきますね。
①子どもや孫へのメッセージ
「元気に大きくなってね!」この言葉に尽きますね。
子どもや孫への端午の節句のメッセージは、健やかな成長を願う気持ちをまっすぐに伝えるのがポイントです。
- 〇〇くん、初節句おめでとう!元気いっぱい大きくなってね。
- たくましく、優しい子に育ちますように。いつでも応援しているよ!
- こいのぼりみたいに、元気いっぱいな毎日を楽しんでね!
やっぱり、子どもには前向きで明るい言葉が響きますよね。
【初節句を迎えた孫へ】
〇〇くん、初節句おめでとう!
この間、おうちのベランダに飾ったこいのぼりを見上げて、目をまんまるくして笑っていた顔が、今も目に浮かびます。風にゆれるこいのぼりを指差して「あー!あー!」と声を上げていたね。
君がこれから、このこいのぼりのように、どんな風にも負けず、自由にのびのびと育ってくれることを心から願っています。
優しいパパとママ、そしておじいちゃんおばあちゃんも、みんな君の味方だよ。これからの毎日が、笑顔と冒険であふれますように!
【元気いっぱいの幼稚園児の息子へ】
〇〇、端午の節句おめでとう!
この前、近くの公園で坂をのぼって「ぼく、こいのぼりみたいに、どこまでも行けるよ!」って言ってたよね。あのときの頼もしい顔を、パパもママもとっても嬉しく見てたよ。
転んでも「もう一回!」って立ち上がる君は、本当にたくましくなったね。これからも、いっぱい転んで、いっぱい笑って、いっぱい走って、心も体も大きくなってね。
ママは、いつでも応援団長!大好きなカレーを作って、元気モリモリにしてあげるから、たくさん遊んでおいで!
【ちょっぴり繊細な性格の小学生の孫へ】
〇〇ちゃん、端午の節句おめでとう。
去年、一緒に菖蒲湯に入った日のこと、覚えてる?「この草、ヘンなにおい~!」って笑いながらも、「元気になるんだよ」って話したら、真剣な顔で肩までしっかりお湯につかってたね。かわいかったなあ。
新しい学年になって、ちょっとドキドキすることもあると思うけれど、君なら大丈夫。人の気持ちに気づけるやさしさと、自分のペースを大切にする心、どちらも君の宝物だよ。
これからも、自分らしく、ゆっくりでもしっかり歩いていこうね。おばあちゃんは、遠くからいつも応援しています。
【虫取りが大好きな孫へ】
〇〇くん、端午の節句おめでとう!
この前、近くの川で一緒に虫取りをしたときのこと、まだ覚えてるかな?バッタを見つけたときのあのキラキラした目と、「じいじ!つかまえたよ!」って自慢げな声が、とっても頼もしかったよ。
自然の中で遊ぶ君の姿を見ると、ほんとうにたくましくなったなあと感心します。こいのぼりのように、大きな空に向かって自由にのびのび育ってね。
これからも、新しいことにどんどん挑戦して、失敗しても気にせず前に進んでいこう!君ならきっと、すてきな未来を切りひらけるよ。
【妹の面倒をよく見る優しいお兄ちゃんへ】
〇〇、お兄ちゃんになってからもうすっかり頼もしくなったね。端午の節句、おめでとう!
この前、お昼寝から起きた妹が泣いてたとき、そっとぬいぐるみを渡して「だいじょうぶだよ」って声をかけてあげてたの、こっそり見てたよ。とっても優しくて、じーんときちゃった。
力持ちで元気なだけじゃなく、人を思いやる強さを持っている君のことを、パパもママも、おじいちゃんもおばあちゃんも、みんな誇りに思っています。
これからも、そのやさしさを大切にしてね。君がいるだけで、家族はいつも笑顔です!
②親戚・友人の子どもへのメッセージ
少し距離のある関係性の場合は、相手の家庭に配慮した一言が大切です。
こんなふうにさらっと書くとスマートですよ。
- 〇〇くんの初節句、おめでとうございます!ますますのご成長をお祈りしています。
- 端午の節句を迎え、お子さまの健やかなご成長を心よりお祝い申し上げます。
- すてきな端午の節句になりますように。またお会いできる日を楽しみにしています!



こういうの、意外と悩むんですよね。でも、このくらい丁寧にまとめると、どんな方にも失礼なく送れます。
【親しい友人の子どもへ】
〇〇くん、初節句おめでとうございます!
この前、SNSでお写真を拝見しました。ちいさな兜の前でにっこり笑っている姿に、思わずこちらまで笑顔になってしまいました。とっても立派で、凛々しいお顔でしたね!
まだ会ったことはないけれど、〇〇ちゃんの投稿から、日々大切に育てられている様子が伝わってきて、本当に素敵だなと感じています。
こいのぼりのように、これからも空高く、元気いっぱい成長されますように。ご家族皆さまにとって、すてきな一日となりますようお祈りしています!
【いとこの子どもへ】
〇〇くん、端午の節句おめでとう!
もうすぐ5歳になるんだよね。昔、私もこいのぼりを見上げて「なんで空を泳いでるの?」って不思議がったことを思い出しました。あの頃は毎日、空にいる鯉と競争していた気がします(笑)。
そんなふうに、君も今、毎日が冒険でいっぱいなんだろうなと想像しています。元気でやさしくて、時にはちょっぴり甘えん坊な君が、これからどんなふうに大きくなっていくのか、すごく楽しみです。
また会えたら、一緒に公園でこいのぼり追いかけようね!
【ママ友の子どもへ】
〇〇くんの初節句、おめでとうございます!
この前、お散歩中にばったりお会いしたとき、ベビーカーの中でぐっすり寝ていた〇〇くん、あまりにも気持ちよさそうで、癒されました(笑)。すやすや寝顔って、ずっと見ていたくなりますね。
これからどんどん動き回って、やんちゃになる時期かと思いますが、〇〇ちゃんらしい子育てで、きっと健やかに育っていくんだろうなあと感じています。
初節句、無理せずゆったり楽しんでくださいね。〇〇くんの成長を、陰ながらずっと応援しています!
③ビジネス・職場関係へのメッセージ
職場関係でメッセージを送るときは、フォーマルさを大事にしましょう。
あくまでも失礼のない、品のある表現を心がけてくださいね。
- 〇〇様、お子さまの端午の節句を心よりお祝い申し上げます。今後ますますのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
- この佳き日に、お子さまの健やかなご成長をお祈り申し上げます。
- 端午の節句を迎え、ご家族の皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈りいたします。



ちょっと堅いけど、これぐらいが安心なんですよね。
【お子さまの成長を話題にしていた上司へ】
〇〇部長
お子さまの端午の節句、誠におめでとうございます。
以前、昼休みに「最近はこいのぼりを見上げてはしゃいでいるんだよ」とうれしそうにお話されていたのが印象に残っておりました。
今年も、ご家族皆さまで笑顔の節句を迎えられたことと存じます。
これからも、お子さまが健やかにご成長されますよう、心よりお祈り申し上げます。
ご家族の皆さまにとって、実り多い一年となりますように。
【日頃お世話になっている取引先の担当者様へ】
拝啓
新緑の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
このたびは、お子さまの端午の節句を迎えられたとのこと、誠におめでとうございます。
先日のお打ち合わせの際、お子さまの成長にまつわるエピソードをうかがい、ほほえましく感じた次第です。
こいのぼりが空高く舞うように、お子さまが健やかに、のびのびと育っていかれますよう、心よりお祈り申し上げます。
今後とも、変わらぬご厚誼のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
【同僚で育休中の方へ】
〇〇さん
端午の節句、おめでとうございます。
少し前に送ってくださったお子さんの写真、かわいらしくて、みんなでほっこりしていました。あの小さな兜をかぶった姿が本当に印象的で、「〇〇さんそっくり!」という声まであがっていましたよ(笑)。
日々の子育ては本当に大変かと思いますが、〇〇さんらしい穏やかな雰囲気がきっとお子さんにも伝わっていることと思います。
こいのぼりのように元気いっぱい、大空に羽ばたくような成長を心から願っています。また元気にお会いできるのを楽しみにしています!
【部下の育児をさりげなくねぎらうメッセージ】
〇〇さん
端午の節句、おめでとうございます。
最近、「寝返りがうまくなってきたんです」とうれしそうに話してくれた姿がとても印象的でした。日々の育児とお仕事の両立、本当にお疲れさまです。
お子さまの健やかなご成長を、心よりお祈りしております。
きっと将来、〇〇さんのように責任感があり、周囲を思いやれる素敵な人に育っていくことと思います。
これからも、ご家族にたくさんの笑顔が訪れますように。
【お子さまがいることを最近知ったビジネス相手への丁寧な祝福】
拝啓
立夏の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
このたびは、お子さまの端午の節句を迎えられたと伺い、心よりお祝い申し上げます。
お子さまのご誕生から初めてのお節句を迎えるまでの時間が、かけがえのない日々であったことと拝察いたします。
こいのぼりが悠々と空を泳ぐように、お子さまの未来が希望に満ちたものでありますよう、心からお祈りいたします。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
敬具
④SNSやLINEで使えるカジュアルな一言
LINEやSNSでさくっと送るときは、短くて明るい言葉がベスト!
親しい人には、少しユーモアを交えてもOKですよ。



絵文字とか使うと、ぐっと親しみやすさが増しますよね。
⑤英語で送るお祝いメッセージ
海外に住んでいる家族や友人には、英語のメッセージもあり!
文化を紹介するきっかけにもなって、一石二鳥です。
- Happy Children’s Day! Wishing you health, happiness and lots of fun!
- May your boy grow up strong and healthy like the carp in the river!
- Enjoy Tango no Sekku! Sending lots of love and wishes across the sea.
- Wishing your little one a future filled with health, happiness, and endless adventures!
- May your child’s future be as bright and wide as the sky the carp swims through.
- May courage, strength, and kindness always guide your child’s journey.
- Happy Children’s Day from afar!
- Let your child’s dreams soar higher than the carp in the sky.
- May today be full of fun, family, and the first steps toward a shining future!
- In Japan, we eat kashiwa mochi (oak-leaf-wrapped rice cakes) on this day – the oak leaf represents strong family ties. May your family stay happy and united always!



この辺りをサラッと送ると、国際感も出てイイ感じですよ!
使える!端午の節句メッセージの書き方ポイント5つ


端午の節句メッセージの書き方のポイントを5つ解説していきます。
「何を書けばいいかわからない…」という方は、ここで紹介するポイントをおさえるだけで、グッと魅力的なメッセージになりますよ。
①お祝いの気持ちをストレートに伝える
まず一番大事なのは、「お祝いしたい!」という気持ちをそのまま言葉にすることです。
「端午の節句おめでとう」「初節句おめでとうございます」など、最初にズバッと祝福の言葉を入れるだけで、読み手の心に届きやすくなります。
あまり考えすぎず、素直な気持ちを一言にするのがコツです。
意外とシンプルなフレーズほど、印象に残ったりするものなんですよね。
「うまく書かなきゃ」って思わなくて大丈夫。気持ちがこもっていれば、それが一番です!
②子どもの成長や健康を願う言葉を入れる
端午の節句は、子どもの健やかな成長を願う行事です。
だからこそ、「元気に育ってね」「たくましく成長しますように」など、健康や未来への希望を伝える一文があるとグッと温かみが増します。
- これからも笑顔いっぱいの毎日になりますように。
- 丈夫で優しい子に育ちますように!
- 元気に遊んで、いっぱいご飯を食べて、すくすく育ってね。
こういう言葉、受け取る側もうれしいんですよね。
③メッセージはシンプルで前向きに
長々と書かれたメッセージよりも、短くてスッと入ってくる内容のほうが好印象です。
特に子ども本人が読んだときでもわかりやすいように、前向きな言葉を選んであげましょう。
- 毎日楽しく、元気に過ごしてね!
- 笑顔でいっぱいの未来が待っていますように。
- 明るく元気な男の子になってね!
ネガティブな言葉や、説教っぽい内容は避けるのがベストですよ!
④相手との関係性に応じて言葉を選ぶ
メッセージを書くときは、相手が誰なのかをしっかり意識して、表現を調整しましょう。
たとえば、孫や家族ならフレンドリーな表現、職場関係なら丁寧でフォーマルな言い回しが適しています。
カジュアルにいきたいのか、かしこまった場面なのかを考えると、自然と選ぶ言葉も変わってきます。



「親しみはあるけど距離も大事」ってときは、ちょっと丁寧めにしとくと安心ですよね。
使い分けができると、相手にも配慮が伝わりますよ!
⑤季節感や節句の風習も盛り込む
メッセージに「こいのぼり」「柏餅」「菖蒲湯」などの言葉を少し添えると、季節感が出てとても素敵になります。
端午の節句ならではの風景を感じさせると、読み手にも「あ、今の時期なんだな」って伝わりやすくなりますよ。
- こいのぼりみたいに、のびのび育ってね!
- 柏餅いっぱい食べて、元気モリモリになってね!
- 五月人形に守られて、健やかな毎日を過ごしてね。
こういう季節のキーワードって、ちょっと入れるだけでぐっと雰囲気が出るんですよ!
お祝いメッセージのNG例と注意点


お祝いメッセージのNG例と注意点について詳しく紹介していきます。



せっかくの気持ちが伝わらないどころか、誤解を生んでしまうこともあるので、注意点はしっかりチェックしておきましょう。
①重すぎる表現や説教くさい内容
子どもの健やかな成長を願う気持ちはとっても大事ですが、それがあまりにも堅苦しかったり、説教くさくなってしまうと、受け取る側としてはちょっと引いてしまうことも。
たとえば、「男の子たるもの強くあれ!」みたいな言い方は、昔ながらの価値観を押し付けているように感じられてしまうこともあるので要注意です。
また、「こうあるべき」といった説教系の言葉も、子どもにはまだ早いし、親御さんもあまり嬉しくないことが多いですね。
メッセージは祝福がメイン!押しつけや強制はNGですよ。
②年齢や性別を限定する言葉選び
端午の節句は「男の子の成長を祝う日」とされてきましたが、現代では性別に関わらず「こどもの日」として祝われることも増えています。
「男の子だから〇〇」「女の子なら関係ない」みたいな書き方は、無意識に相手を傷つけてしまうこともあるので要注意です。
また、あまりにも「〇歳だから~」と限定してしまうのも、ちょっとプレッシャーになったり、成長のペースを比べられているように感じてしまうかも。



性別や年齢にこだわりすぎず、その子自身にフォーカスした言葉がやっぱり一番喜ばれますよ!
③長すぎて読むのが面倒になる
感動を伝えたい!という気持ちから、ついつい長文になってしまうこと、ありますよね。
でも、受け取る相手が忙しい方や、読むのが得意でない子どもだった場合、あまりにも長いメッセージはかえって印象が薄れてしまうこともあります。
特にSNSやLINE、カードでのメッセージは「短く」「分かりやすく」「端的に」が基本。
一文一文に意味を込めて、すっきりまとめるのが読みやすさのコツですよ!
④マナー違反になりやすい表現
お祝いごとには、「忌み言葉(不幸や病気を連想させる言葉)」を避けるのが基本マナーです。
たとえば「倒れる」「死ぬ」「病気」などはもちろんNG。
また、「切れる」「終わる」「失う」などの縁起が悪いとされる言葉も避けたほうが無難です。
特に年配の方に送るメッセージでは、こういったマナーが意外と重視されるので注意しておきたいポイントですね。
気になるときは一度音読してみて、違和感のある言葉がないか確認すると安心ですよ!
メッセージカードや手紙で贈るときの工夫


メッセージカードや手紙で贈るときの工夫についてご紹介します。



ちょっとした一言でも、手紙やカードで伝えるだけで、ぐっと気持ちが伝わるんですよね。
①手書きで心のこもった印象に
今はSNSやLINEでのやりとりが主流ですが、やっぱり「手書きの文字」って特別なぬくもりがありますよね。
字が上手かどうかよりも、時間をかけて書いたことが相手に伝わることで、想いがグッと深まります。
「たった一行でもいいから手書きで」という姿勢が、相手にとっては何よりもうれしかったりします。
特におじいちゃんおばあちゃん世代は、手書きの手紙をとても喜んでくれますよ!
ペンを持ってちょっと気持ちを込めてみるの、おすすめです。
②便箋やカードは季節感を意識
メッセージを贈るなら、せっかくなので便箋やカードのデザインにもこだわってみましょう。
こいのぼり、菖蒲、兜、柏餅など、端午の節句らしいモチーフが入ったデザインは、季節感も出てよりお祝いムードが高まります。
和紙や金箔を使った高級感のあるものもステキですし、かわいらしいキャラクター入りのカードも子ども向けには喜ばれますよ。
最近では100均でも季節のデザインカードが手に入るので、気軽に試してみてくださいね。
見た目って、実は印象を左右する大事なポイントなんですよ!
③プレゼントと一緒に渡すと効果倍増
メッセージカードは、プレゼントとセットで贈ると喜ばれ度がアップします!
例えば、子ども向けの絵本、お菓子、タオル、名入りグッズなどと一緒に手紙を添えると、ぐっと印象に残ります。
高価なものでなくても、手紙があるだけで「ちゃんと考えてくれたんだな」と伝わりますよ。
逆に言うと、手紙があるだけで、プレゼントの価値が2倍にも3倍にも感じられることもあります。
言葉とモノ、両方で伝えると、やっぱり心に残りますよね!
④文章の最後は締めくくりの一言で優しく
どんなに丁寧な文章でも、最後の一言が冷たかったり堅すぎると、全体の印象がぼやけてしまいます。
最後には、相手を想った温かい締めの言葉を忘れずに。
- これからの成長を心から楽しみにしています。
- また元気なお顔を見せてくださいね。
- ご家族の皆さまのご多幸をお祈りしています。
こういうひと言が、手紙全体の印象をやさしく包み込んでくれるんですよね。



文末でふんわり心を和ませてあげるのが、いい手紙のコツですよ!
シーン別に見るおすすめメッセージ例文集


シーン別に見るおすすめメッセージ例文集を紹介していきます。



送りたい相手や場面に合わせて、ぴったりのメッセージを使ってみてくださいね。
①初節句のお祝いメッセージ
「初めての節句」という特別な日には、それにふさわしい特別感のある言葉を添えてあげたいですね。
一生に一度の思い出になるので、やさしくあたたかい言葉を選びましょう。
- 〇〇くん、初節句おめでとうございます。元気にすくすく育ちますように。
- 初めての端午の節句、心からお祝い申し上げます。これからの成長が楽しみですね!
- かわいい笑顔とともに、たくましく、やさしい子に育っていきますように。
〇〇くん、初節句おめでとうございます!
この間、ご家族が一緒にこいのぼりを飾った写真を見て、思わずほっこりしてしまいました。まだ小さな〇〇くんが、空を見上げてこいのぼりを見つめている姿がとても愛らしかったです。
初めての節句は、ご家族にとっても特別な思い出ですよね。これからも、こいのぼりのように、たくましく元気に育っていきますように。
お子さまの健やかな成長を、心からお祈りしています!
〇〇ちゃん、初節句おめでとう!
お祝いに送らせてもらった名前入りのタオル、使ってくれていると聞いてとても嬉しかったです。肌ざわりにこだわって選んだ甲斐がありました(笑)。
まだまだ小さな体だけど、毎日ちょっとずつ表情が豊かになって、いろんなことに興味を持っていく〇〇ちゃんの様子が目に浮かびます。
これからも、たくさんの「はじめて」を楽しみながら、のびのびと育ってね。
ご家族みなさまにも、笑顔あふれる節句となりますように!
〇〇くん、初節句おめでとうございます!
お家にお邪魔させてもらったとき、立派な五月人形の前で家族に囲まれていた〇〇くん、とっても嬉しそうでしたね。兜に手を伸ばしていた姿が印象的で、「大きくなったなあ」と感じました。
ご家族皆さんが温かく見守る中で、〇〇くんがこれからどんなふうに成長していくのか、とても楽しみです。
元気に、そしてやさしさにあふれた男の子になりますように。
素敵な節句になりますよう、心から願っています!



「初節句」って響きだけで、なんだか幸せな気持ちになりますよね!
②再会できない遠方の家族へのメッセージ
会えない距離だからこそ、言葉に気持ちを込めたいところ。
直接顔を見れないぶん、温かさが伝わるように意識して書いてみましょう。
- 今年は会えないけど、元気に節句を迎えられたこと、本当に嬉しいです。
- 遠くからだけど、こいのぼりのように元気に泳いでいる君を想像してますよ!
- なかなか会えないけれど、いつも応援しています。楽しい一日になりますように。
〇〇くん、端午の節句おめでとう!
この前ママが送ってくれた写真、もうすっかりお兄ちゃんの顔になっていて、思わず「大きくなったなあ~!」って叔母ちゃん声が出ちゃったよ(笑)。
こいのぼりをバックに笑ってる姿、とってもかっこよかったよ!元気そうな様子が伝わってきて、離れていてもすごく嬉しかったです。
また会える日を楽しみにしてるね。それまで、こいのぼりみたいに元気にすくすく育ってね!
〇〇くん、初節句おめでとう!
まだ赤ちゃんだった頃、ふにゃふにゃ泣いてた声がなつかしいよ。今ではもう、こいのぼりを指差して笑うくらい大きくなったんだってね!叔母ちゃん、感動してます。
今年は遠くからのお祝いになっちゃったけど、君の健やかな成長を、心から願っています。柏餅、食べすぎちゃダメだよ~(笑)。
今度会えたときは、いっぱい遊ぼうね!
〇〇くん、端午の節句おめでとう!
去年、一緒に公園で叔母ちゃんとシャボン玉をしたの、覚えてるかな?風に乗ってぷかぷか飛んでいくシャボン玉を、きみが一生懸命追いかけていた姿が、今も忘れられないよ。
こいのぼりも、そんなふうに空を元気に泳いでいるね。あのときよりまたひと回り大きくなって、ますます元気に育っていることと思います。
次に会える日まで、その笑顔を大事に、のびのび毎日を楽しんでね!
〇〇くん、初節句おめでとう!
きみの写真を見るたびに、「この子はきっと、優しくて強い男の子になるなあ」って感じるよ。表情やしぐさに、もうすでに個性が出てきてて、すごく魅力的だよね。
五月人形みたいに、たくましく人を守れるような人になってくれたら、叔母ちゃん嬉しいな。もちろん、今はたくさん遊んで、笑って、泣いて、大きくなる時間を楽しんでね。
叔母ちゃんは、いつだって味方だよ!
〇〇くん、端午の節句おめでとう!
この前のテレビ電話で見た、元気いっぱいの姿が今も目に焼きついています。画面越しにこいのぼりを見せてくれて、「見てー!」ってはしゃいでいたあの笑顔、とってもまぶしかったよ。
今年は直接会いに行けなくて本当に残念だけど、遠くからでもお祝いの気持ちはいっぱい届けたいと思っています。
こいのぼりみたいに、のびのびと、毎日楽しく過ごしてね。
また会える日を、心から楽しみにしています!
〇〇ちゃん、端午の節句おめでとうございます。
今年は会いに行けなくてさみしいけれど、少しでもお祝いの気持ちが届けば…と思って、名前入りのスタイを贈らせてもらいました。気に入ってくれたら嬉しいな。
きっと今ごろ、ご家族みんなで五月人形を囲んで、あたたかな時間を過ごしているのでしょうね。
これからも笑顔いっぱい、健康にすくすく育ちますように。
会えるその日まで、ずっと応援しています!
〇〇くん、端午の節句おめでとう!
送ってくれた写真、こいのぼりが青空の下で元気に泳いでいて、まるで〇〇くんの未来を応援しているように見えました。その隣でにっこり笑っていた君の顔が、とてもたくましく見えて、じーんときました。
距離は離れていても、こうして成長を感じられること、本当に幸せです。次に会うときは、きっとまた一回り大きくなっているんだろうな。どうか、明るく元気な毎日を過ごしてね。
遠くから、たくさんの愛をこめて。



遠方の祖父母や親戚にとっても、こうしたメッセージは宝物になりますよ!
③男の子がいる家庭向けの一言
「男の子」として育てているご家庭には、力強さやたくましさを願う言葉も喜ばれます。
ただし、押しつけにならないように、やさしさも忘れずに!



バランスの取れたメッセージが、今っぽくて好印象ですよ!
④こいのぼりや五月人形をテーマにした言葉
端午の節句といえば、やっぱり「こいのぼり」や「五月人形」。
これらをテーマにした言葉を使うと、ぐっと雰囲気が出て印象的なメッセージになります。
- こいのぼりみたいに、大きく空を舞うような未来を歩んでね。
- 立派な兜のように、強く優しく、みんなを守れる人になりますように。
- 風にたなびくこいのぼりのように、元気いっぱいな毎日を過ごしてね!
- こいのぼりのように、風に負けず空高く進んでいける力を育んでくださいね!
- 立派な兜に見守られて、毎日が安心と成長に包まれますように。
- 青空を泳ぐこいのぼりみたいに、のびのびと自分の道を歩んでいけますように。
- 五月人形のように、凛々しくてやさしい心を持つ男の子になりますように。
- 風にたなびくこいのぼりが、きみの未来を明るく導いてくれるよ!
- 兜に込められた「守る強さ」と「思いやる心」、どちらも大切に育っていってね。
- こいのぼりが泳ぐ季節に生まれたきみに、強さと希望のエールを送ります!
- 力強い五月人形のまなざしのように、前を見て進める子になりますように。
- こいのぼりの背中に夢を乗せて、自由に大空を駆け抜けてね!
- 毎年飾られる五月人形のように、家族の愛と願いをたっぷり受け取って大きくなってね。
イメージしやすい言葉は、子どもにも伝わりやすくていいんですよね。
⑤保育園・幼稚園で使える例文
園から保護者へ、または先生同士のやりとりでも使える、かしこまりすぎず丁寧な表現が理想です。
保育園や幼稚園でのお手紙や配布物などにも使いやすいフレーズを紹介します。
- 本日は端午の節句。お子さまの健やかな成長をお祈りいたします。
- 楽しい思い出となるよう、皆で素敵な一日を過ごしましょう!
- こいのぼりのように、子どもたちの未来がのびのびと広がっていきますように。



以下のメッセージは、園だよりなどにもぴったりです。ちょっとした配慮が伝わるフレーズを選ぶと、保護者にも好印象ですよ!
【こいのぼり制作の様子を伝えるおたより用】
本日は端午の節句にちなんで、こいのぼり制作を行いました。
それぞれの色や模様にこだわりながら、世界にひとつだけの「自分だけのこいのぼり」が完成しました。
「ぼくの、いちばん高く飛ぶんだよ!」と自信たっぷりに話す姿が印象的で、子どもたちの表現力と想像力に成長を感じました。
これからもこいのぼりのように、のびのび元気に過ごしていけますように。
ご家庭でも、ぜひ今日の制作の話を聞いてみてくださいね。
【菖蒲湯ごっこなどの保育活動の記録として】
今日は、端午の節句にちなんだ“菖蒲湯ごっこ”を楽しみました。
実際の葉を見て「これ、ほんとにお風呂に入れるの?」「いいにおいがする〜!」と、子どもたちは興味津々。
季節の行事にふれながら、昔ながらの風習や意味も少しずつ学んでいます。
お子さまの健やかな成長を願って、これからも行事を通して温かい心を育んでまいります。
【全園児向けの園だより・掲示文に適したメッセージ】
今日は、みんなで端午の節句のお祝いをしました。
園庭のこいのぼりを見上げて、「がんばれー!」と声をかけていた子どもたち。
風に泳ぐこいのぼりのように、元気いっぱいに過ごしている姿に、職員一同うれしくなりました。
端午の節句は、子どもたちの健康と成長を願う日です。
これからも一人ひとりの個性を大切に、心と体の健やかな成長を見守っていきたいと思います。
【お昼の会話から子どもたちの成長を伝える文面】
今日は給食中に「こいのぼりはどうして泳いでるの?」と、年長さんが小さい子に教えてあげる場面がありました。
行事を通して、子どもたち同士の関わりや思いやりが育っていることを感じます。
節句の日には、健やかな成長だけでなく「心の成長」にも目を向けたいですね。
ご家庭でも、お子さんがどんなことを感じたか、ぜひ聞いてみてください。
【園内の飾りづくりを紹介する保護者向けおたより】
今週は、子どもたちと一緒に園内を「こいのぼりギャラリー」に仕上げました!
はさみやのりを使って一生懸命に作ったカラフルなこいのぼりが、保育室を元気に泳いでいます。
「ママに見せたい!」「これはパパと作ったやつ!」など、会話も弾んでいましたよ。
お迎えの際など、ぜひお子さまの作品をご覧になってくださいね。
【節句を通して育む“挑戦する気持ち”に】
こいのぼりのように、風に立ち向かって空を泳ぐ姿は、「あきらめずにがんばる心」を表しています。
今日の活動では、折り紙でこいのぼりを折ったり、難しい模様にも挑戦したりと、子どもたちの前向きな姿がたくさん見られました。
小さな挑戦の積み重ねが、大きな自信に変わっていきますように。
これからも「できた!」の喜びを大切にしていきたいと思います。
【お誕生日月の子と節句が重なった時の特別な一文】
今月は〇〇くんのお誕生日と端午の節句がちょうど重なりました!
朝の会ではみんなで「おめでとう!」の拍手が飛び交い、笑顔いっぱいのスタートになりました。
こいのぼりのように、これからも元気いっぱい、明るく楽しく毎日を過ごしていってね。
行事と共に、心に残る大切な思い出がまたひとつ増えました。
【保護者に安心感を届ける文面(年少~未満児向け)】
まだ言葉が出始めたばかりの子も、こいのぼりを見ると「あー!」と声を出して指をさす姿がありました。
そうした小さな反応も、大切な「気づき」のひとつです。
端午の節句という伝統行事を、日常の中で自然にふれられるよう、環境づくりにも力を入れています。
これからも子どもたちの心の動きを大切にしながら、やさしく寄り添っていきたいと思います。
まとめ
- お祝いメッセージは、素直な祝福の気持ちを込めて書くのが基本。形式よりも「心」が伝わる言葉を大切にしましょう。
- 相手との関係性に応じて、言葉づかいやトーンを調整するのがポイント。家族・友人・職場それぞれにふさわしい表現を選ぶことが大切です。
- こいのぼりや五月人形、柏餅など季節のモチーフを盛り込むと、ぐっと節句らしい温かみのある文章になります。
- 「元気に育ってね」「笑顔あふれる毎日を」など、子どもの未来や健康を願う前向きな一言が、印象に残るメッセージに仕上げてくれます。
- NG表現には注意!性別や年齢の押しつけ、説教調の言葉、縁起の悪いワードは避けて、やさしくあたたかな言葉選びを心がけましょう。
- 短めでも気持ちが伝わればOK。特にSNSやLINEでは明るくシンプルな文面が喜ばれます。
- 手書きのカードやおたよりは、ひと手間かけた分だけ、相手に気持ちがしっかり伝わる効果あり!
端午の節句は、子どもの健やかな成長を願う日本の美しい行事です。



そんな特別な日に贈るメッセージには、ちょっとした気配りや言葉選びがとても大切。
この記事でご紹介した相手に合わせた文例や、避けるべき表現、書き方のコツを押さえることで、より心に残るメッセージになります。
手紙でもLINEでも、あなたの「おめでとう」がきっと届きますように。
この春、素敵な気持ちを言葉にして届けてみてくださいね。