初節句を迎えたばかりのわが子に、たくさんのお祝いをいただいて「ちゃんとお礼、できてるかな?」と気になっている方へ。
親しき仲にも礼儀ありとは言うけれど、相手や関係性によって、どんな言葉を選ぶか迷いますよね。
この記事では、祖父母や親戚、友人、職場の方など相手別に使えるお礼メッセージの文例やマナーを分かりやすく紹介しています。
心を込めた一言が、これからのご縁をもっと温かくしてくれるはず。

あなたの「ありがとう」がもっと伝わるヒント、たっぷり詰め込みました。
初節句のお祝いのお礼メッセージ文例7選


初節句のお祝いのお礼メッセージ文例7選についてお伝えします。



それでは、それぞれのシーン別に使えるメッセージを紹介していきますね!
①祖父母への丁寧なお礼メッセージ
祖父母には、感謝の気持ちとともに、赤ちゃんの成長を伝えるような温かい言葉を入れると喜ばれます。
たとえば、「先日は初節句のお祝いをいただき、本当にありがとうございました。」と始めて、「おかげさまで、○○(赤ちゃんの名前)も健やかに成長しています。」と続けるのがベーシック。
さらに、「いただいたお祝いのお品は、早速飾らせていただきました。」や「お祝い金は○○の記念品として大切に使わせていただきます。」など、相手が気にかけた部分に触れると◎。
文末には「今後とも温かく見守っていただければ幸いです。」など、今後の関係を意識した言葉を入れると、より丁寧な印象になりますよ!
敬語を使いつつも、堅すぎない心のこもったメッセージを意識しましょうね。
おじいちゃん、おばあちゃんへ
先日は○○の初節句に、立派なお祝いを本当にありがとうございました!
いただいた兜飾り、リビングに飾ったら想像以上に迫力があって、○○もじーっと見つめてニコニコしてました。まだ小さいけど、きっと何か感じてたんだと思います。
節句当日は、家族みんなでお祝いしました。○○に赤い着物ロンパースを着せたら、とっても似合ってて、写真を何十枚も撮っちゃいました(笑)今度、現像して送るね。
○○は最近、寝返りもスムーズになって、声を出して笑うことも増えてきました。毎日が発見の連続で、私たちもとても幸せです。
これからも○○の成長を、あたたかく見守ってくれると嬉しいです。近いうちにまた会いに行くね!
いつも本当にありがとう。
おじいちゃん、おばあちゃんへ
この前は、○○の初節句に素敵なお祝いをありがとう!
いただいたお祝い金で、○○の名前入りのフォトフレームと、成長記録が書けるアルバムを買わせてもらいました。写真を入れながら、「このときはこんな顔してたね〜」って、家族みんなで話しながら作ってます。
当日は、○○のお祝いにちらし寿司とお吸い物を作って、ささやかだけど楽しい時間を過ごしましたよ。○○は終始ごきげんで、カメラを向けると満面の笑み(笑)将来この日のことを一緒に振り返れる日がくるのが楽しみです。
○○は最近「まんま」って言葉を覚えたみたいで、ごはんの時間になると「まんまー!」って大騒ぎ。もうすっかり家族の中心です。
また成長した姿を見てもらえるように、近いうちに遊びに行くね。そのときはいっぱい○○と遊んであげてね!
本当にありがとう。これからもよろしくお願いします♪
②親戚へのカジュアルなお礼メッセージ
親戚には、少しカジュアルでもOK!形式にこだわりすぎず、感謝の気持ちを素直に伝えることが大切です。
例えば、「初節句に素敵なお祝いをありがとうございました!」というように、明るく元気なトーンでスタートすると親しみやすいですね。
「○○(赤ちゃんの名前)もとっても喜んでいました!」や「これからの成長がますます楽しみです♪」など、ほのぼのした内容を織り交ぜると雰囲気がやわらぎます。
手紙だけでなく、LINEやメールでもOKですし、写真を一緒に送ってもすごく喜ばれますよ。
「また会えるのを楽しみにしています!」など、次の予定に触れる締め方もおすすめです!
おじさん、おばさんへ
このたびは○○の初節句に、素敵なお祝いをありがとうございました!
いただいたおもちゃ、○○がすっかり気に入って、毎日カラカラ音を鳴らして遊んでます♪ はじめは「これ、なに〜?」って顔してたけど、今では自分で手を伸ばして遊べるようになってきました。
節句当日は、家族でささやかにお祝いしました。ちらし寿司を作ったり、○○にちょっとだけおめかしさせて、記念写真もいっぱい撮ったよ〜!落ち着いたら、写真見てもらいたいなって思ってます。
○○は最近「バイバイ」を覚えて、ごはんのあとに手を振ってくれるようになったよ!次に会えるときは、その姿をぜひ見てほしいな。
本当にありがとう。また近いうちに会いに行きますね!
○○おじさん、○○おばさんへ
初節句のお祝い、本当にありがとうございました!
いただいたお祝いは、○○の名前入りのフォトフレームと、成長記録が書けるアルバムの購入に使わせていただきました。
節句の日の写真も早速入れて、毎日眺めては癒されています(笑)
最近の○○は、つかまり立ちをするようになって、目が離せない日々です。でも、新しいことができるたびに家族みんなで大喜びしています♪
お二人のあたたかい気持ちに、心から感謝しています。○○も、たくさんの人に見守ってもらって幸せ者です。
これからも○○の成長を見守っていただけたら嬉しいです!またお会いできるのを楽しみにしていますね♪
○○ちゃんへ(いとこなど)
初節句に素敵なお祝いをありがとう〜!
いただいた木のおもちゃ、○○がすっごく気に入って、毎日カタカタ音を鳴らして遊んでるよ!最初はちょっと不思議そうにしてたけど、今ではお気に入りのひとつになってます♪
おかげさまで、初節句も家族みんなで和やかにお祝いできたよ。○○にとっても、初めての記念行事になったし、たくさん写真も撮れていい思い出になりました。今度会ったときに見せるね!
最近○○は、人の顔をじーっと見るのがブームで、鏡に向かってニコッて笑うのがめっちゃ可愛いの。もうすぐハイハイしそうで、私たちも毎日ドキドキしてるよ〜。
また会えるのを楽しみにしてます!ほんとにありがとう♪
③友人への感謝の気持ちを伝えるメッセージ
友人へのお礼は、かしこまりすぎず、自分らしい言葉で伝えるのがポイントです。
「○○、初節句のお祝いありがとう〜!めちゃくちゃ嬉しかったよ!」のように、砕けた口調でも全然OK。
「○○(赤ちゃんの名前)にも早く会ってほしいなー!」や「今度またゆっくり話そうね!」など、次に繋がる内容があると、自然な印象になります。
LINEスタンプを添えたり、赤ちゃんの写真を送ったりするのもGOOD。
ただし、お祝いの品が高価な場合や、相手が目上の場合は少し丁寧な表現に寄せるとバランスが取れますよ。
○○〜!
初節句のお祝い、ほんっとうにありがとう!!
あのベビー服、めちゃくちゃ可愛くてドンピシャだったよ~!さすが○○、センス良すぎる。○○(赤ちゃんの名前)に着せてみたら、ぴったりで、思わず「モデルさんかな?」ってくらい似合ってて(笑)
当日は、家族みんなでささやかにお祝いしたんだけど、その服を着た○○の写真、何十枚も撮っちゃった!今度送るからぜひ見てほしい〜。
最近の○○は、ずりばいをマスターして、家の中をウロウロ(?)探検してるよ。目が離せなくなってきたけど、それもまた楽しい毎日♪
またゆっくり会いたいね!たまには育児の話も聞いてもらいたいし、○○にもいっぱい話したいことあるんだ〜。
ほんとにありがとう!!感謝してます。
○○ちゃん〜!
初節句のお祝いメッセージ、めっちゃ嬉しかったよ〜!
LINEの通知見て、ニヤニヤが止まらんかった(笑)あんなふうに気にかけてくれて、本当にありがとうね。
○○(赤ちゃんの名前)の写真も見てくれてありがと〜!「かわいい!」って言ってもらえて、親としてはもう天にも昇る気分(笑)あの笑顔、実は離乳食のバナナに感動してる瞬間だったの!最近、バナナが大ブームで、見ただけでテンションMAXになるんだよ〜。
○○とは昔からなんでも話せるし、出産してからも変わらず繋がっていられて本当にありがたい存在だなって改めて感じてるよ。
近々、またカフェでも行こうよ!○○にも○○(赤ちゃん)を抱っこしてもらいたいしね♪
本当にありがとう!これからもよろしくね〜!
④職場関係者へのフォーマルなお礼文
職場の上司や同僚に対しては、やはり礼儀をわきまえた表現が必要です。
「このたびは、初節句のお祝いを賜り、誠にありがとうございました。」といった丁寧な書き出しがベター。
その後に、「いただいた品は、大切に使用させていただきます。」や「心温まるお心遣いに、深く感謝申し上げます。」など、形式的でありながらも心のこもった文面にしましょう。
「今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。」という締めの言葉を添えることで、ビジネスマナーとしてもしっかり整います。
メールよりも、できれば手書きのカードや一筆箋が印象良いですね。
〇〇部長(または〇〇様)
いつも大変お世話になっております。〇〇です。
このたびは、わが子〇〇の初節句にあたり、心温まるお祝いを賜り、誠にありがとうございました。
お祝いとして頂戴いたしましたご厚意は、記念のフォトスタンドと、○○の名入りアルバムの購入に大切に使わせていただきました。おかげさまで家族にとっても思い出深い節句となりました。
○○も生後◯ヶ月を迎え、最近では笑顔が増え、こちらの声に反応して「あー」「うー」とおしゃべりの練習を始めています。日々の成長が嬉しく、改めて子育ての喜びを実感しております。
今後ともご指導のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
季節の変わり目ですので、ご自愛くださいませ。
〇〇課長(または〇〇様)
平素より大変お世話になっております。〇〇です。
このたびは、わが家の子ども〇〇の初節句に際しまして、素敵なお祝いの品をいただき、心より感謝申し上げます。
いただいた○○(例:節句飾り/ベビー服)は、節句当日にさっそく活用させていただきました。特に○○(赤ちゃんの名前)は、新しい服に嬉しそうな表情を見せており、家族皆でその様子を微笑ましく見守りました。
当日は、自宅で小さな祝い膳を囲み、家族で節句を祝うことができました。ひとえに温かいお気持ちのおかげと、深く感謝しております。
今後とも変わらぬご厚情を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
お忙しい日々が続くかと存じますが、くれぐれもご自愛くださいませ。
⑤SNSやLINEで送れる簡単メッセージ
SNSやLINEで気軽に伝えるときは、簡潔さが大事です。
「○○、初節句のお祝いありがとう!とっても嬉しかったよ♪」といった感じでOK。
写真を添えると感謝の気持ちがより伝わりますし、「今度会った時に○○の話し聞いてほしいな~」などプチ話題を入れるのもおすすめ。
ただし、誤送信や宛先ミスには要注意。しっかり確認してから送ってくださいね!
気軽だけど心がこもってる、そんな一言が一番うれしいですよ。
⑥お祝いに添える手紙の書き方
贈り物に添えるメッセージカードや手紙には、コンパクトでも思いが伝わる言葉がいいですね。
書き出しは「このたびは、初節句のお祝いをいただき、誠にありがとうございました。」など丁寧に。
その後に、「おかげさまで○○も元気に育っております。」などの成長報告を一言入れてみてください。
短くても、直筆で書くとグッと気持ちが伝わりますし、「またお会いできる日を楽しみにしております。」など余白に一言添えるとより丁寧な印象になりますよ。
メッセージカードなら、手書きのイラストやスタンプなどもアリです!
拝啓 春の日差しがやわらかく感じられる季節となりました。
このたびは、○○の初節句に際し、心のこもったお祝いをいただき、誠にありがとうございました。
いただいた○○(プレゼント名)は、節句の日に飾らせていただきました。まだ小さい○○も興味津々に見つめていて、記念写真の中でもしっかりとその存在が写っています。とても素敵な贈り物で、家族みんなで喜んでおります。
当日は、自宅でささやかなお祝い膳を囲み、○○に着物風のベビー服を着せて写真をたくさん撮りました。今でも写真を見返しては、笑顔の一日を思い出しています。
○○は最近、寝返りがすっかり上手になり、家の中をくるくると回転しています。日に日に表情も豊かになってきて、成長を感じる毎日です。
このような節目に、あたたかいお気持ちをいただけたこと、本当に感謝しております。これからも○○の成長を、見守っていただければ嬉しいです。
またお会いできる日を、家族一同楽しみにしております。
敬具
拝啓 新緑の季節、皆さまにおかれましてはお元気でお過ごしのことと存じます。
このたびは、○○の初節句にあたり、温かなお祝いを賜り、心より御礼申し上げます。
いただいたお祝いは、○○の名前入りのアルバムと、記念として長く使える木製の食器セットの購入に充てさせていただきました。アルバムには、節句当日の写真や、これまでの成長の記録を丁寧に貼りはじめたところです。将来○○と一緒に見返すのが今から楽しみです。
節句当日は、家族でちらし寿司を作ってお祝いをし、○○には初めての袴ロンパースを着せてみました。本人も居心地がよかったのか、終始ごきげんで、とてもにぎやかで温かな一日になりました。
○○は最近、「まんま」と言いながらごはんの時間になると自分から手を合わせるようになり、家族の中でほっこりとした時間が増えました。
このように、初節句という大切な節目をあたたかく支えてくださったことに、心から感謝しております。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
敬具
⑦手土産や内祝いに添える一言
内祝いの品に添えるメッセージも、感謝の気持ちを忘れずに。
「このたびは、温かなお心遣いをいただき、誠にありがとうございました。」という一文から始めて、「ささやかではございますが、感謝の気持ちを込めてお贈りいたします。」と続けると好印象です。
あくまでお礼が主役なので、謙虚な言葉を選びつつ、「今後ともよろしくお願いいたします。」など今後のご縁にも触れるとベスト。
メッセージカードは内祝いの品に同封してもOKですが、別便でお礼状を送るとより丁寧な印象になります。
「名前・赤ちゃんの名前・家族写真」などを入れたフォトメッセージカードも人気ですよ!
このたびは、○○の初節句に際し、あたたかなお祝いをいただき誠にありがとうございました。
いただいたお心遣いのおかげで、家族にとっても思い出深い節句となりました。
○○も節句当日はごきげんで、たくさんの笑顔を見せてくれました。
感謝の気持ちを込めて、ささやかではございますが内祝いの品をお贈りいたします。
今後とも○○の成長をあたたかく見守っていただければ幸いです。
先日は○○の初節句に、心のこもったお祝いを本当にありがとうございました。
おかげさまで、家族で和やかな時間を過ごすことができ、○○にとっても、はじめての大切な記念行事となりました。
いただいたお気持ちに感謝の気持ちを込めて、内祝いの品をお届けいたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
このたびは、○○の初節句に温かいお祝いをいただき、誠にありがとうございました。
当日は、ちらし寿司やお吸い物を囲み、○○にも袴風のベビー服を着せてささやかなお祝いをいたしました。
成長を感じる幸せなひとときとなり、家族一同感謝の気持ちでいっぱいです。
心ばかりの品ではございますが、感謝の思いを込めてお贈りいたします。
今後とも、よろしくお願いいたします。
初節句では、あたたかなお祝いを本当にありがとうございました。
○○は最近、寝返りやおしゃべりが上手になってきて、日々成長を見せてくれています。
そんな中で迎えた初節句は、家族にとってもとても大切な思い出となりました。
ささやかながら、内祝いをお贈りいたします。
お受け取りいただければ幸いです。
これからも○○の成長をあたたかく見守っていただけますよう、よろしくお願いいたします。
このたびは、○○の初節句に際しまして、ご丁寧なお祝いを賜り、心より御礼申し上げます。
いただいたお心遣いのおかげで、節句当日は和やかでにぎやかなひとときを過ごすことができました。
○○もごきげんで、終始笑顔の一日となりました。
ほんの気持ちではございますが、感謝の思いを込めて内祝いの品をお送りさせていただきます。
季節の変わり目ですので、どうかご自愛くださいませ。
お礼メッセージを書くときのマナー5つ
お礼メッセージを書くときのマナー5つをご紹介します。



感謝の気持ちがしっかり伝わるように、最低限おさえておきたいマナーをお伝えしますね!
①時期はいつまでに送るべきか
お礼のメッセージは、できるだけ早く送るのが鉄則です。
理想は「お祝いをいただいた日から3日以内」、遅くとも「1週間以内」には届けたいところ。
特に内祝いと一緒に送る場合は、「品物が届いたタイミングでお礼状も届く」ようにすると、より丁寧な印象になります。
もし遅れてしまった場合でも、「遅くなってしまい申し訳ありません」と一言添えればOKですよ。
早めに感謝を伝えることで、相手に誠意がしっかり伝わります。
②NGな表現や避けたい言葉
お祝いのお礼メッセージでは、使ってはいけない表現もあります。
特に「重ね重ね」「返す返す」など、重ね言葉は避けるのがマナーとされています。
また、「切れる」「終わる」「消える」など縁起が悪いとされる言葉も避けましょう。
「忙しい中わざわざ~」など、相手の行動を煩わせたように書くのもマイナスに受け取られる場合があります。
代わりに「お気持ちをいただき嬉しかったです」「心のこもったお祝いに感激しました」など、ポジティブな言葉を選んでみてくださいね!
③句読点や敬語の使い方の注意点
意外と気になるのが、句読点の使い方や敬語の使い方。
特に縦書きの手紙では「句読点を使わない」ことがマナーとされる場合もあります。
ただ、最近では「読みやすさ」を重視して適度に句読点を入れるスタイルも増えてきました。
敬語については、「~していただき」「~くださり」など、二重敬語や過剰な敬語にならないように気をつけたいですね。
丁寧さを意識しつつも、自然で読みやすい文章を心がけましょう。
④手紙・メール・LINEの使い分け方
お礼のメッセージを「どのツールで送るか」も、意外と悩みどころですよね。
基本は「目上の方・職場関係者・年配の方」には手紙やはがき、「親しい友人・同世代」にはLINEやメールでも問題ありません。
贈り物に添える場合は「手書きのメッセージカード」がベストです。
状況や相手に応じて、形式よりも「気持ちが伝わる方法」を選ぶのが大事。
メールやLINEを選ぶ場合でも、略語は避けて丁寧に書くように意識しましょうね。
⑤贈り物に添えるカードのポイント
内祝いなどの贈り物にメッセージを添えるときは、「短くても心のこもった一言」がカギ。
メッセージカードは小さいサイズが多いので、「このたびは、素敵なお祝いをありがとうございました。」など、シンプルな言葉を選びましょう。
「○○(赤ちゃんの名前)も元気に育っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」のように、成長の報告も入れると好印象です。
手書きで書くと温かみがあり、受け取る側も嬉しくなります。



ちょっとしたひと工夫で、相手の心に残る贈り物になりますよ!
初節句のお祝い別お礼メッセージ例文集


初節句のお祝い別お礼メッセージ例文集をご紹介します。
シーンに合わせたお礼の文例を用意しておくと、いざという時に安心です♪
①現金・ご祝儀をいただいた場合
ご祝儀をいただいた場合は、まずは「いただいた金額」に触れすぎず、感謝の気持ちを中心に伝えるのが基本です。
たとえば、「このたびは、初節句に際し、過分なお心遣いをいただき誠にありがとうございました。」という始まりが丁寧でおすすめです。
次に、「いただいたお祝いは、大切に○○(赤ちゃんの名前)の記念品として使わせていただきました。」など、どう活用したか軽く触れておくと丁寧な印象に。
文末には、「今後とも○○の成長を温かく見守っていただければ幸いです。」などの未来への繋がりを意識した言葉を入れると良いですね。
現金の場合は特に、手書きのカードや内祝いと一緒にお渡しすることが多いです。気持ちが伝わる丁寧な対応を心がけましょう!
拝啓 春の陽気が心地よい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
このたびは、○○の初節句に際し、過分なお心遣いを賜り、誠にありがとうございました。
いただいたご祝儀は、○○の初節句を記念して、名前入りの積み木セットを購入させていただきました。将来○○が遊びながら学べるようにと選んだものですが、大切に長く使っていきたいと思っております。
○○も最近はハイハイが上手になり、家の中をあちこち冒険するのが日課です。日々の成長に驚かされると同時に、健やかに育ってくれていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
今後とも、○○の成長をあたたかく見守っていただければ幸いです。季節の変わり目、どうぞご自愛くださいませ。
敬具
拝啓 新緑の候、皆さまにおかれましてはお健やかにお過ごしのことと存じます。
このたびは、○○の初節句にあたり、心温まるご祝儀をいただき、誠にありがとうございました。
当日は、家族でささやかではありますが祝い膳を囲み、○○に袴風のベビー服を着せてお祝いをいたしました。○○も嬉しそうに声をあげて笑っており、忘れられない思い出となりました。
いただいたご祝儀は、○○の将来に向けて大切にお預かりさせていただきました。これから成長していく中で、有意義に活用させていただきたいと思っております。
このような節目に、あたたかいお気持ちをいただけたこと、心より感謝申し上げます。今後とも変わらぬご厚誼を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
敬具
②おもちゃ・衣類などプレゼントをもらった場合
プレゼントは「どんな物だったか」「どう活用したか」を具体的に伝えると、贈った側も嬉しい気持ちになります。
例文としては、「初節句のお祝いに素敵なおもちゃをありがとうございました。○○(赤ちゃんの名前)も早速興味津々で遊んでいます♪」といった感じで、使用シーンを交えて書くとGOOD!
「おかげさまで、思い出に残る素敵な節句となりました。」のような一文も添えると印象がアップしますよ。
おもちゃや洋服は特に、「使っている写真」なども一緒に送ると喜ばれるので、SNSやLINEでさりげなくシェアするのもアリです。
贈った側も「喜んでもらえたんだな」と実感できるので、言葉+行動で感謝を表現しましょう。
拝啓 春風の心地よい季節となりました。
このたびは、○○の初節句に際して素敵なおもちゃを贈っていただき、誠にありがとうございました。
いただいた木製のラトルは、音が出るたびに○○が嬉しそうに笑っていて、今ではすっかりお気に入りのおもちゃになっています。初めて手に取ったときの、不思議そうな表情と、そのあとに見せてくれた笑顔がとても印象的で、家族みんなでほっこりしました。
おかげさまで、初節句もにぎやかで温かな思い出になりました。○○は最近、寝返りがとても上手になり、遊びの幅も広がってきたところです。
これからも○○の成長を、温かく見守っていただければ幸いです。心より御礼申し上げます。
敬具
拝啓 新緑の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
このたびは、○○の初節句に際し、とてもかわいらしいお洋服をプレゼントしていただき、ありがとうございました。
節句当日は、いただいたお洋服を○○に着せてお祝いをしました。色味もデザインもぴったりで、本人も着心地がよかったのか、終始ごきげんでした。たくさん写真を撮ったので、後日改めてお送りできたらと思っております。
成長の早さに驚きながらも、家族で楽しく見守っています。
このような素敵な節目に、心のこもった贈り物をいただき、改めて感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
敬具
③食事をご馳走になった場合
食事のおもてなしを受けた場合は、「ごちそうさまでした」と直接言うだけでなく、改めてお礼のメッセージを伝えるのが大人のマナー。
例えば、「先日は初節句にあたり、心のこもったおもてなしをありがとうございました。お料理もとても美味しく、家族みんなで素敵なひとときを過ごせました。」といった文章が理想的です。
相手が手間をかけて準備してくれたことに敬意を示しつつ、「あたたかなお心遣いに感謝申し上げます」など、少しフォーマルな表現を選ぶときちんとした印象になります。
お料理やデザートの写真を「美味しかったです!」の一言とともにLINEで送るのも、カジュアルなお礼の伝え方としてアリです。



気持ちが伝わる一言があると、相手も報われた気持ちになりますよ。
拝啓 春暖の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
このたびは○○の初節句に際し、あたたかなおもてなしをありがとうございました。
ご用意いただいたお料理はどれもとても美味しく、特に○○(料理名)は家族みんなが「また食べたいね」と話すほど好評でした。○○(赤ちゃんの名前)もごきげんな様子で、初節句を囲んだひとときは、心温まる思い出となりました。
皆さまと一緒に囲む食卓はとてもにぎやかで、○○の成長を喜び合えることが何よりうれしかったです。
このような大切な節目に、素敵な時間を共に過ごせたこと、心から感謝しております。今後とも○○の成長を温かく見守っていただけますと幸いです。
敬具
拝啓 新緑の候、皆さまにおかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
先日は、○○の初節句のお祝いに際し、素敵なお食事の席にお招きいただき、本当にありがとうございました。
お店の雰囲気もとても落ち着いていて、○○にも心地よかったようで、終始ごきげんに過ごしておりました。お料理もひと品ひと品に季節感があり、丁寧なおもてなしに、家族一同とても感激いたしました。
こうして皆さまと共に○○の成長をお祝いできたことは、家族にとっても忘れられない節目となりました。あたたかなお心遣いに、改めて感謝申し上げます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
敬具
④祝い膳など手料理をふるまってくれた場合
手作りの祝い膳をふるまってくれた方には、「手間をかけてくれたこと」への感謝を強調するのが大事です。
「このたびは、初節句に合わせてご準備いただいた心のこもったお料理、本当にありがとうございました。」という風に、まずは感謝をはっきり伝えましょう。
さらに、「○○(料理名)がとても美味しくて、○○も大喜びでした。」など、具体的な感想を入れることで気持ちが伝わります。
「あの味は忘れられません…!」なんて言葉を添えるのも、印象に残って良いですよ。



「今度レシピ教えてください!」なんて一言も添えると、距離感が近くなって、より温かい関係になれますね。
拝啓 陽春の候、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
このたびは、○○の初節句にあたり、心のこもった手料理でもてなしていただき、誠にありがとうございました。
どのお料理もとても美味しく、○○(料理名)や○○(料理名)は見た目も華やかで、まさにお祝いにぴったりの一品でした。○○(赤ちゃんの名前)も終始ごきげんで、家族みんなで笑顔の絶えない時間を過ごすことができました。
こうして節目の行事を大切な方と一緒に迎えられたこと、心からありがたく思っております。○○の成長を一緒に見守っていただけることに、あらためて感謝しております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。ご多忙の折、くれぐれもご自愛くださいませ。
敬具
拝啓 新緑の季節となり、過ごしやすい日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
先日は○○の初節句に際して、あたたかなおもてなしをありがとうございました。
手間ひまかけてご用意くださったお祝い膳には、ひと品ひと品に優しさが込められていて、見た目にも美しく、心に残る味ばかりでした。○○(料理名)の出汁のやさしい風味がとくに印象的で、「また食べたいね」と家族でも話しておりました。
節句という大切な行事を、あんなに素敵な形で祝っていただけたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。○○(赤ちゃんの名前)も、その日は特にたくさん笑ってくれて、思い出深い一日となりました。
また近いうちにお目にかかれるのを楽しみにしております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
敬具
お礼メッセージをもっと感動的にするコツ5つ
お礼メッセージをもっと感動的にするコツを5つご紹介します。



ちょっとしたひと工夫で、グッと心に残るメッセージになりますよ♪
①名前と成長のエピソードを入れる
感謝の気持ちを伝えるだけじゃなく、「赤ちゃんの名前」や「最近の成長エピソード」を入れると、一気に特別感がアップします。
たとえば、「○○(赤ちゃんの名前)もつかまり立ちができるようになりました!」とか、「最近は『まんま』って話すようになって、家族みんなで大喜びしています!」みたいな感じですね。
こういうエピソードが入ると、相手も一緒に成長を見守ってる気持ちになれるんですよ。
赤ちゃんの名前を出すことで、「ちゃんと自分たちに向けて書いてくれたんだな」って伝わるのもポイントです。
フォーマルな相手でも、「○○も健やかに成長しております」とか少し触れるだけでも十分ですよ~!
②「ありがとう」の言葉を明確に入れる
お礼のメッセージなので、「ありがとう」をしっかり言葉にするのは基本中の基本です!
「ご丁寧なお祝いを、本当にありがとうございました。」や、「温かいお気持ちに感謝の気持ちでいっぱいです。」など、気持ちがストレートに伝わる言い回しがベスト。
意外とありがちなのが、感謝の気持ちを遠回しにしすぎて、何を伝えたいのか分からなくなっちゃうケース。
「ありがとうございました」「感謝しています」というフレーズは、必ずどこかで使いましょうね。
繰り返しになっても、「お礼を重ねて申し上げます」って入れるのもアリですよ!
③写真を添えて思い出を共有する
最近はメッセージだけじゃなく、「写真」を一緒に送る人も増えてますよね。
「○○の初節句の写真です♪」とか「このときの様子、見てください!」って感じで、手紙に同封したり、LINEで添付するだけで、ぐっとリアルな感謝になります。
特に祖父母世代には、紙焼きの写真を添えるとすごく喜ばれるんですよ~。
スマホで撮ったちょっとしたスナップでも、「今の姿が見られて嬉しかった」と言ってもらえること間違いなし。
見てほしいものがあるときは、写真は最強のツールです!
④手書きで温かみを演出する
やっぱり手書きのメッセージって、それだけで心がこもってる感じがしますよね。
便箋じゃなくても、一筆箋やポストカードでもOK!
ちょっと字が下手でも全然大丈夫ですし、「がんばって書いてくれたんだなぁ」って相手に伝わるんですよ。
手書きならではのぬくもりがあると、お礼の気持ちもより印象に残ります。
文房具屋さんで可愛いカードを探してみるのも楽しいので、ぜひ試してみてくださいね!
⑤家族全員の言葉を添える
お礼メッセージに、「パパから一言」「お兄ちゃんからのお礼」なんて添えると、さらに感動度アップ!
もちろん、全部まとめて自分が書いてもOKなんですが、「○○より」とか一文を分けるだけで、気持ちが伝わりやすくなります。
例えば、「家族みんなで感謝しています」とまとめたあとに、「○○(パパ)より」「○○(お兄ちゃん)より」って名前を入れる感じでもOK。
赤ちゃんの代わりに「○○より“ありがとう”を伝えます♪」っていう表現も、めちゃくちゃかわいくておすすめ!
家族みんなの気持ちが詰まったメッセージ、きっと一生の思い出になりますよ。
初節句をきっかけに感謝を伝えるチャンスにしよう


初節句をきっかけに感謝を伝えるチャンスにしようというお話です。



ただの行事で終わらせずに、心を込めて「ありがとう」を伝えていきましょう♪
①お礼メッセージは家族の絆を深める
お礼メッセージって、ただの「形式的な挨拶」だと思われがちですが、実は家族の絆を深めるすごく大切な役割があるんです。
たとえば、祖父母にお礼状を出すと、「○○(赤ちゃんの名前)の成長を見られてうれしい」と心から喜んでくれるし、それが家族間の温かい交流につながります。
両親や兄弟が「こんな風に感謝されるんだな」と思うことで、子どもの成長を一緒に支える気持ちも強まるんですよね。
ちょっとした文章だけでも、「家族ってありがたいな」って実感するきっかけになるんですよ。
だからこそ、心を込めて伝えるって、本当に大事なことなんです。
②丁寧な気持ちは相手にちゃんと届く
「ちょっと面倒だな~」と思いながらも、しっかりと丁寧に書いたお礼メッセージって、ちゃんと相手に届くものなんです。
言葉って不思議で、相手の気持ちを想像しながら書くと、自然とあたたかい文章になるんですよ。
しかも、そういうメッセージをもらった人って、「この子はちゃんと育ってるなぁ」「子どもを大事にしてるなぁ」って、深いところで感じ取ってくれます。
だからこそ、「気持ちを込めて、ていねいに」。それが一番伝わる方法です!
ほんの一言でも、「書いてよかったな」ってきっと思えるはずですよ。
③感謝の文化を子どもにも伝えよう
お礼のメッセージって、単に大人同士のやりとりだけじゃなくて、「子どもにも感謝の気持ちを伝える大切さ」を教えるチャンスでもあるんですよ。
たとえば、パパやママが「○○ちゃんに素敵なお祝いもらったから、ありがとうの手紙書こうね」って声をかけるだけで、子どもにとっては大切な学びになります。
まだ赤ちゃんのうちは難しいかもしれませんが、これが習慣になれば、大きくなったとき自然に「ありがとう」を伝えられる子になりますよ♪
感謝の文化って、小さいころから自然に身につけていくものなので、こういう行事を活用して教えてあげたいですね!
一緒にシールを貼ったり、お絵かきしたりして、楽しく感謝を伝えてみてください!
④これからもご縁を大切にしていくために
お礼のメッセージは、「その場だけの感謝」じゃなくて、「これからもよろしくお願いします」の気持ちを込めて書くと、すごく意味のあるものになります。
親戚や友人、職場の人、みんなと「これからも良い関係を築いていきたい」っていう思いがあれば、お礼の言葉にも自然と気持ちがにじんでくるんですよね。
「またお会いできるのを楽しみにしています」や、「これからも成長を見守っていただけると嬉しいです」など、未来に続くフレーズを一言添えるだけで、印象がまったく変わります。
感謝を伝えるって、言葉の力で人とのご縁をより深めることができる、すてきな行動なんです。
初節句をそのきっかけにして、大切な人との絆をもっと深めていけるといいですね!
まとめ
- 初節句のお礼はできるだけ早めに伝えるのがマナー。
理想は3日以内、遅くとも1週間以内に感謝の気持ちを届けましょう。 - お礼の言葉は相手との関係性に応じて選ぶのがポイント。
祖父母や職場の方には丁寧に、友人や親戚には親しみのある言葉でOK! - 赤ちゃんの名前や成長エピソードを入れると、気持ちがより伝わる。
最近できるようになったことや、節句当日の様子をさりげなく添えると効果的です。 - 手書きのメッセージや写真を添えることで、温かさが倍増。
文字や画像で“今”を伝える工夫が、相手の心に響くお礼になります。 - NGワードや敬語の使いすぎには注意。
重ね言葉や縁起の悪い表現は避け、自然で読みやすい文章を心がけましょう。 - お礼のメッセージは未来のご縁をつなぐ大切なコミュニケーション。
「また会いましょう」「これからもよろしくね」など、前向きな一言を忘れずに!
初節句のお祝いをいただいたら、感謝の気持ちをしっかりと伝えることがとても大切です。
この記事では、相手別・場面別にぴったりのお礼メッセージ例を紹介してきました。
「ありがとう」の言葉に、赤ちゃんの成長エピソードや写真などを添えるだけで、より心のこもったお返しになりますよ。
形式にとらわれすぎず、あなたらしい温かさを込めて書けば、きっと相手の心にも届きます。
大切な節目をきっかけに、これからも素敵な人間関係を築いていってくださいね。