自宅の廊下やクローゼットにセンサーライトがあると便利だと感じたことはありませんか。
私が住む賃貸アパートには、照明のない物置や廊下など、穴を開けずにセンサーライトを取り付けたい場所がいくつかあります。
穴を開けないでセンサーライトを設置する方法には、「コンセントやシーリングを利用する」「両面テープ、マグネット、結束バンドを使って固定する」「置き型センサーライトを使う」といった方法があります。
それぞれの設置方法について、気をつけるべき点やおすすめの設置場所を詳しく説明します。
また、カーポートへセンサーライトを取り付ける際の注意点や、ダイソーで手に入るセンサーライト製品についても詳しく解説します。
ぜひ、ご自宅の状況や必要に応じて、最適な設置方法を選んでみてください。
穴を開けずにセンサーライトを設置する7つの方法!
センサーライトは非常に便利ですが、賃貸住宅で壁に穴を開けたくない場合や、外壁を傷つけたくない場合には、穴を開けない設置方法が便利です。
穴を開けずにセンサーライトを設置する方法には、「コンセント利用」「シーリング固定」「テープフック使用」「マグネット固定」「結束バンドでの固定」「置き型センサーライトの使用」といった手段があります。
それぞれの取り付け方法に適した場所やライトのタイプが異なるため、詳しく解説していきます。
コンセントを利用する方法
この方法では、センサーライトをコンセントに接続して使用します。
電池交換の必要がなく、持続的に使用できるため便利です。
多くの室内コンセントは床近くにあるため、部屋のセンサーライト設置に適していますが、屋外での使用は難しい点があります。
シーリングに取り付ける方法
センサーライトを天井のシーリング、つまり照明器具の取り付け部分に設置する方法です。
広い範囲を明るく照らすことができ、電源もシーリングから供給されるため、電池交換の必要がありません。
特に玄関や廊下などでは、手を使わずに照明を利用できるため便利です。
ただし、設置場所に制限があり、他の方法に比べて価格が高いことがデメリットです。
テープを使った固定方法
この方法では、両面テープを用いてセンサーライトを平らな壁面や家具に貼り付けます。
穴を開ける必要がないため、簡単に好きな場所に設置することができ、特にコンセントやシーリングのないクローゼットに最適です。
ただし、使用するテープによっては壁紙を傷める可能性があるため、粘着力が強く壁を傷つけにくいテープを選ぶことが重要です。
フックなどに吊り下げて設置する方法
センサーライトに穴やフックが付いている場合、ドアノブやハンガーパイプなどに簡単に吊り下げて設置できます。
玄関のシューズボックスやクローゼットのハンガーパイプなど、吊り下げに適した場所に設置することができ、手軽さと設置の自由度が魅力です。
置き型センサーライトの活用
置き型センサーライトは設置が非常に簡単で、場所を選ばずに使用できるため便利です。
ただ置くだけで使えるため、玄関のシューズボックスの上や、高い棚の上など、様々な場所に適しています。
また、デザインが豊富でインテリアにもなじみやすく、必要に応じて簡単に移動させることができます。
マグネットを利用して固定する方法
この方法では、マグネット付きのセンサーライトを鉄製の表面や磁性を持つ家具に取り付けます。
強力なマグネットにより、センサーライトはしっかりと固定され、落下のリスクが低減されます。
例えば、玄関ドアや金属製の収納棚など、マグネットが利用可能な場所に手軽に設置できます。
マグネットが使えない表面には、まず金属プレートを貼り付けてからセンサーライトを取り付けることが可能です。
結束バンドを使用して取り付ける方法
この方法では、センサーライトを結束バンドを使って、細い支柱や構造物に固定します。
屋外の雨どい、カーポート、手すりなど、細長い部分に取り付けるのに適しています。
しかし、センサーライトの安全な固定を確保するためには、結束バンドの取り付けをしっかりと行うことが重要です。
不十分な固定は、センサーライトの落下や破損の原因となるため、注意が必要です。
壁に穴を開けないセンサーライトの取り付け方法
壁に穴を開けずにセンサーライトを取り付ける方法には様々なものがありますが、壁の素材によって最適な方法は異なります。
壁紙(クロス)には特殊な両面テープを、タイル面には両面テープやフックを使用することがおすすめです。
ここでは、各種壁材に適したセンサーライトの取り付け方を詳しく解説します。
ご自宅の壁に合わせた最適な方法を見つけてください。
壁紙(クロス)への取り付け
壁紙にセンサーライトを設置する場合は、壁紙専用の両面テープを使うと良いでしょう。
通常の両面テープでは壁紙を損傷する恐れがあるため、専用テープを選ぶことが重要です。
設置する前に、テープを貼る壁紙の表面の汚れを拭き取り、センサーライトに両面テープをしっかり貼り付けてから壁に密着させます。
テープが完全に固定されるまで約1日間は触れないようにし、最良の接着力を確保しましょう。
タイルへの取り付け
タイルにセンサーライトを取り付ける場合は、両面テープまたはフックが効果的です。
タイル専用の両面テープや、両面テープが付いたフックを利用すれば、ライトをしっかりと固定できます。
フックを取り付ける前には、設置するタイルの表面をきれいにし、両面テープの長さはセンサーライトの重さに合わせて適切に調整します。
長めのテープを使用することで、より安定した取り付けが可能です。
カーポートにセンサーライトを取り付ける方法
カーポートにセンサーライトを設置することは、便利さと防犯の点で非常に有効です。
穴を開けることなくセンサーライトをカーポートに設置する際には、「設置方法」「電源の確保」「センサーの種類」「防水性」の4つの主要なポイントを理解し、適切に対応することが重要です。
この章では、これらのポイントに基づいた具体的なアドバイスを紹介しますので、設置する前に是非参考にしてください。
カーポートでの設置方法
カーポートに穴を開けずにセンサーライトを取り付けるためのおすすめの方法には、「マグネット固定」と「結束バンド固定」があります。
マグネット固定
カーポートの金属部分や、磁性を持つ窓枠、物置などにセンサーライトを取り付けるのに適しています。
この方法は、設置や取り外しが簡単で、位置の調整や電池交換も容易に行えるため、照明の位置を頻繁に変更する必要がある場合や、ソーラーパネルの角度を調整したい場合に特に便利です。
結束バンド固定
カーポートの細い支柱や近くの雨どい、フェンスに取り付けるのに適した方法です。
一般的なナイロン製結束バンドは100円ショップで手軽に入手でき、低コストで設置できます。
より強度が求められる場合は、耐久性の高いステンレス製の結束バンドを使用することをお勧めします。
カーポートでの電源の確保
センサーライトに電源を供給する主な方法には、「ソーラーパネル」、「コンセント」、「乾電池」の3種類があります。
設置する環境に合わせて最適な方法を選びましょう。
ソーラーパネル
太陽光を利用してエネルギーを蓄え、センサーライトを動かす方法です。
初期投資の後は追加のコストがかからず、維持費も低いため経済的です。
ただし、日照条件に依存するため、日当たりの良い場所での使用が適しています。
コンセント
家庭用の電源コンセントを利用して電力を供給する方法です。
設置が簡単で安定した電力を得られますが、コンセントがある場所に限定されるため、設置場所が制限されることがあります。
カーポートを新しく建設する際には、電源確保も計画に含めると便利です。
乾電池
乾電池を使用してセンサーライトを稼働させる方法で、設置場所を選ばずどこにでも使えます。
しかし、定期的に電池を交換する必要があり、メンテナンスが必要です。
消費電力が低いLEDタイプを選ぶことで、電池の交換頻度を減らせます。
センサーの種類と選び方
センサーライトには主に「照度センサー」と「人感センサー」の2種類があります。
カーポート用のセンサーライトを選ぶ際は、目的に合わせて最適なセンサータイプを選ぶことが大切です。
照度センサー
照度センサーは周囲の明るさを感知して自動で点灯または消灯します。
夜間に暗くなると自動的に点灯するため、暗い場所での視認性を向上させたい箇所や、一定の照明が必要な場所に最適です。
また、明るさの設定が調整可能なモデルもあり、エネルギー効率の良い利用が期待できます。
人感センサー
人感センサーは人の動きを検知してライトが点灯するタイプです。
帰宅時の照明や不審者への警告として防犯に役立ちます。
しかし、小動物や周囲の環境変化による誤作動があるため、設置場所を慎重に選ぶ必要があります。
外の温度変化が激しい場所では特に誤作動する可能性が高いため、注意が必要です。
防水性の必要性
カーポートにセンサーライトを設置する際は、設置環境が雨にさらされるかどうかを十分に考慮することが重要です。
特に雨が直接かかる場所では、防水性能が備わったセンサーライトが必須です。
防水性がないと、雨水により漏電や故障が起こるリスクが高くなります。
センサーライトの防水・防塵性能はIP規格で示され、「IP〇〇」という形式で表示されます。
ここで十の位が防塵レベル、一の位が防水レベルを表します。
屋外で安心して使用するためには、一の位が5以上の製品を選ぶことが推奨されます。
室内用センサーライトはダイソーで売ってる?
手頃な価格で室内用センサーライトをお探しなら、ダイソーがおすすめです。
ダイソーでは様々な種類の室内用センサーライトを取り扱っており、穴を開けずに設置可能です。
これらのセンサーライトは電池式、充電式、コンセント式と多岐にわたる電源オプションがあり、用途に応じて選べます。
使いやすい設計になっていますので、興味がある方は、地元のダイソーで実物をチェックしてみてくださいね!
サイズ「5.9cm×3cm×8.9cm」のセンサーライト
このセンサーライトは、販売価格330円(税込み)でダイソーで売られています。(2024年6月時点)
使用には別売の単4乾電池3本が必要ですので、ご使用前に電池をご用意ください。
壁掛け用のフックとシールが付属しているため、穴を開けることなく簡単に壁に設置できます。
裏面のスイッチでは、「常時点灯のONモード」、「完全消灯のOFFモード」、「動きを感知して自動で点灯・消灯するAUTOモード」の3つのモードから選択可能です。
サイズ「19cm×2.1cm×2.3cm」のセンサーライト
このセンサーライトは、販売価格330円(税込み)でダイソーで売られています。(2024年6月時点)
使用するためには別売りの単4乾電池3本が必要ですので、使用前にご準備ください。
裏面にマグネットが装備されており、金属面にはすぐに取り付け可能です。
また、ライトが軽量であるため、両面テープを使用して簡単に壁にも設置できます。
ライトの操作はスイッチ一つで「常時点灯」、「自動点灯/消灯(センサー作動時)」、「消灯」という3つのモードに切り替えられます。
このセンサーライトでは、温かみのある電球色が使用されており、柔らかく穏やかな印象を与えています。
人感明暗センサーLEDライト
このセンサーライトは、サイズが8.5cm×2.3cm×8.5cmで、ダイソーで330円(税込み)で売られています。(2024年6月時点)
この商品は昼白色と電球色の2種類があり、用途に合わせて選べます。
裏面にはマグネットと取り付け用の穴があり、金属面に簡単に貼り付けたり、フックに掛けたりすることができるため、設置方法が柔軟です。
ライトの側面にあるスイッチをONにすると、センサーが反応して自動的に点灯するモードに切り替わります。
また、このセンサーライトはUSB充電式で、電池交換の必要がなく、日中に充電しておくだけで夜間も使用できるので大変便利です。
LED明暗センサー付きナイトライト
サイズは6.6cm×6.6cm×4.92cmで、価格は330円(税込み)です。(2024年6月時点)
このナイトライトはコンセントに直接差し込むことで電力を供給し、電池交換や充電の必要がありません。
スイッチがなく、周囲が暗くなると自動で点灯し、明るくなると自動で消灯する機能を持っています。
光の色は電球色で、しっかりとした明るさが夜間の室内で足元を照らしてくれます。
長時間の使用にも対応するため、絶縁カバーも付いています。
まとめ
センサーライトを取り付ける際には、穴を開けずに設置できる多様な方法があります。
これには「コンセント、シーリング、テープ、フック、マグネット、結束バンドによる固定」などが含まれます。
- コンセントやシーリングを利用した取り付けは、電池交換が不要で取り付けが簡単ですが、利用できる場所が限られます。
- テープを使った取り付け方法は場所を選ばない一方、テープの種類によっては壁紙を傷つける心配があります。
- フック付きまたは穴が開いたタイプのセンサーライトは、ドアノブやハンガーパイプに容易に掛けることができます。
- マグネットを使用した取り付けは手軽で、強い固定力があり、落ちにくいという利点があります。
- 屋外のカーポートや雨どいには、結束バンドを使ってセンサーライトをしっかりと固定でき、安定した取り付けが可能です。
- カーポートにセンサーライトを設置する際は、磁性体がある場所ではマグネットを、それ以外の場所では結束バンドが効果的です。
- 屋外に設置する際は、防水加工されたセンサーライトを選ぶことで、故障のリスクを低減し、適切に使用することができます。
これらの穴を開けない取り付け方法にはそれぞれメリットとデメリットがありますが、適切な方法を選ぶことで、家のクローゼットや廊下に最適なセンサーライトを設置し、日々の生活をより便利にすることができるでしょう。