高校生の孫に贈りたい誕生日メッセージ!祖父母からの愛情あふれる言葉の例文集

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高校生の孫へ贈る誕生日メッセージは、少し特別な意味を持っています。

大人と子どもの間を行き来するような、多感な時期。

だからこそ、祖父母からのあたたかい言葉は、静かに心に届くものです。

この記事では、高校生のお孫さんに、うっとうしがられず、でもちゃんと想いが伝わるメッセージの書き方や、具体的な文例をたっぷりご紹介します。

高校生という大きな節目を迎えた孫の未来に、さりげなくエールを贈る言葉を、心を込めて綴っていきましょう。

目次

高校生の孫に贈る誕生日メッセージ例文14選

高校生の孫に贈る誕生日メッセージ例文14選をご紹介します。

それでは、順番に紹介していきますね。

①思春期の距離感を大切にする言葉

高校生の孫へのメッセージには、少しの「間」がちょうどいいことがあります。

干渉しすぎず、でも心はいつもそばにいるよという安心感を、言葉に込めたいですよね。

ここでは、思春期の揺れ動く心にそっと届くような、祖父母ならではの距離感で綴るメッセージを2つご紹介します。

◆メッセージ例①(おばあちゃんより)

〇〇、お誕生日おめでとう。

最近は、ちょっぴり背中が遠くなった気がして、おばあちゃんは少しだけさみしくもあります。

でもね、それはきっと、〇〇がちゃんと自分の足で歩いている証拠なんだろうね。

だから今日は、そっと台所からおめでとうってつぶやきました。

〇〇が見てる空の向こうに、ちゃんと幸せがあるようにと願いながら。

あんまり「元気にしてる?」なんて言わないけど、おばあちゃんの中では、いつもあなたのことを思っています。

また気が向いたら、昔みたいにおばあちゃんの煮物でも食べにおいでね。

◆メッセージ例②(おじいちゃんより)

〇〇、〇歳の誕生日、おめでとう。

この前ちらっと見かけたときの横顔がね、ちょっと大人びてて驚いたよ。

昔は「じいじ、肩車して〜」って甘えてきたのに、今じゃ目が合っても「ん」って頷くだけ(笑)

でも、それがまた頼もしくて嬉しいんだ。

おじいちゃんは、道で転びそうになったときの、あの時の手をいつでも出せるようにしてるから。

必要なときにだけ、思い出してくれればいい。

今日が〇〇にとって、自分らしい一歩を踏み出せる日でありますように。

誕生日、おめでとう。

言葉は少なくても、そこに込めた想いはきっと伝わります。

思春期の今だからこそ、あえて押しつけず、優しい余白を残したメッセージを贈ってみてくださいね。

②これまでの成長を見守ってきた温かい気持ち

生まれたときから今日まで、孫の成長を静かに、でも確かに見守ってきた祖父母の目線だからこそ語れることがあります。

ここでは、赤ちゃんだったあの子が、制服姿で歩く高校生になった今だからこそ伝えたい、温もりのこもったメッセージを2つご紹介します。

◆メッセージ例③(おばあちゃんより)

〇〇、〇歳の誕生日おめでとう。

あの日、初めて産院で抱っこした小さなあなたのこと、今でも覚えてるよ。

腕の中でくしゃくしゃ泣いてたあの赤ちゃんが、今ではスマホ片手に忙しそうにしてるんだから、本当に時の流れは早いね。

おばあちゃんは、成長の節目節目で、あなたの背中を見つめながら「あぁ、ちゃんと育ってる」って、安心してきました。

何も言わなくても、〇〇の歩みはちゃんとおばあちゃんに届いているからね。

これまでのあなたの頑張りも、ちょっぴり泣いた日も、みんな宝物です。

これからも、変わらず見守っているから安心して、ゆっくり自分の道を進んでいってね。

◆メッセージ例④(おじいちゃんより)

〇〇、誕生日おめでとう。

小さい頃、よくおじいちゃんの膝に座って「将来は電車の運転士になる!」って言ってたよね。

そんな君が、いまじゃ制服のポケットにイヤホン突っ込んで、「おじいちゃん、Wi-Fi貸して」とか言ってくるんだから、成長したなぁとしみじみ思うよ。

けどね、〇〇の中の「やさしさ」はずっと変わらない。

おじいちゃんが転んだ時、「だいじょうぶ?」ってすぐに手を差し伸べてくれたあの瞬間、今でも覚えてる。

たぶん、それがあなたの芯なんだと思う。

立派に育ってくれてありがとう。

今日は、その全部に「よくがんばったね」って言わせてください。

どんな言葉よりも、これまでの記憶が語ってくれるものがあります。

誕生日には、積み重ねてきた愛情をそっと言葉にしてみてくださいね。

③昔話を交えて伝える祖父母らしい愛情

ときには懐かしい思い出話を交えて、孫とのこれまでの時間を振り返るのも素敵な誕生日メッセージになります。

祖父母にしか語れない物語をそっと添えて、言葉に重みとぬくもりを込めましょう。

◆メッセージ例⑤(おばあちゃんより)

〇〇、お誕生日おめでとう。

もう高校生かぁ…なんだか信じられないね。

小さい頃、よくおばあちゃんの家に遊びに来てたの、覚えてるかな?

あのとき、縁側で二人でスイカ食べて、「種飛ばし競争しよう!」って言って、笑い転げた日があったでしょう?

あなたの笑い声が、夏の空に響いてね、あの日の音は今も耳に残ってるの。

時は流れても、おばあちゃんの中では、あのときの小さなあなたも、今のたくましい高校生のあなたも、ちゃんと一緒に生きてるよ。

どんなに遠くに行っても、心の奥でつながってること、どうか忘れないでね。

生まれてきてくれて、ありがとう。

◆メッセージ例⑥(おじいちゃんより)

〇〇、誕生日おめでとう。

じいちゃんが君と初めてキャッチボールをした日のこと、覚えてるかな。

最初は怖がって、手のひらの中でポロポロ落としてたのに、何度も投げてるうちに、まっすぐ返してくるようになったんだよ。

その姿が、まるで今の君みたいでね。

最初は不安そうにしていたけれど、今では自分で考えて、自分で進もうとしている。

高校生って、いろんな風が吹く時期だけど、君はきっとしっかり立っていけるよ。

また気が向いたら、じいちゃんともう一度キャッチボールしようか。

そしたら、今の〇〇の球筋、ちゃんと受け止めてみたいな。

「昔話」は、祖父母が贈る特別なプレゼント。

懐かしい記憶を大切にしながら、いまの孫へ想いを届けてあげてください。

④新たなステージへのエールを込めて

高校生という時期は、新しい挑戦や選択が待っているタイミング。

そんな大切な節目に、祖父母としてそっと背中を押してあげられるような、あたたかいメッセージを贈りましょう。

◆メッセージ例⑦(おばあちゃんより)

〇〇、お誕生日おめでとう。

いよいよ高校生活も中盤、もしくは後半だね。

部活に勉強に、そして進路のこと…考えることも増えてきたと思うけど、焦らなくて大丈夫だよ。

おばあちゃんは、どんなときも〇〇の味方です。

ちょっとくらい寄り道しても、立ち止まってもいい。

大事なのは、「自分の歩幅で、自分の道を歩くこと」だと思うの。

一歩一歩の積み重ねが、きっと素敵な未来につながっていくから。

大丈夫。〇〇なら、自分らしい人生をちゃんと切り開いていけるよ。

自信を持って、これからも進んでいってね。

◆メッセージ例⑧(おじいちゃんより)

〇〇、〇歳の誕生日、おめでとう。

最近は、君の話す言葉にしっかりとした考えが感じられて、おじいちゃんはうれしく思っています。

もう「子ども」ではなく、「ひとりの若者」なんだなぁと実感するよ。

これから、もっと大きな世界が君の前に広がっていく。

怖くなることもあるかもしれないけれど、世界は思ってる以上に優しくて、楽しいぞ。

自分で選んだ道を、自分で責任を持って進んでいく。

それはとても勇気がいることだけど、おじいちゃんはその背中を、誇らしく見守らせてもらうよ。

たまには報告に帰ってきてくれたら嬉しいな。

君のこれからを、ずっと応援しています。

未来へと踏み出す孫に贈る言葉は、力強いエールでありながら、やさしい後押しにもなります。

その一言で、「大丈夫だよ」と信じてもらえる、そんなメッセージを届けてあげてくださいね。

⑤離れていても伝わる深い愛情

離れて暮らしていても、お孫さんへの愛情は何ひとつ変わりませんよね。

◆メッセージ例⑨(おばあちゃんより)

〇〇、お誕生日おめでとう。

今年も元気にこの日を迎えられたことが、本当にうれしくてたまらないよ。

おばあちゃんは、いつも遠くの空の下から、あなたのことを思いながら過ごしています。

最近はなかなか会えなくなったけれど、写真やお母さんの話を聞くたびに、あなたが少しずつ大人に近づいているんだなぁって実感しています。

勉強に部活に友だちとの時間、毎日を一生懸命に頑張っているあなたは本当に立派です。

でも、時には疲れることや迷うこともあるかもしれません。

そんなときは、どうか思い出してね。

遠く離れていても、あなたのことを大切に思って、応援しているおばあちゃんの存在を。

これからも、あなたが自分らしく歩んでいけるよう、心から願っています。

また会える日を楽しみにしているよ。

生まれてきてくれて、ありがとう。

◆メッセージ例⑩(おじいちゃんより)

〇〇、〇〇歳のお誕生日、本当におめでとう。

遠くに住んでいるから、直接お祝いできないのがちょっぴり寂しいけれど、それでもこうして気持ちを伝えられることがありがたいです。

おじいちゃんは、毎朝の散歩の途中で、あなたのことをふと思い出しては「元気にしてるかな」「学校はどうかな」と心の中で話しかけています。

姿は見えなくても、心の中ではいつも一緒にいるような気持ちで過ごしているんですよ。

高校生活は、楽しさだけじゃなくて、悩んだり戸惑ったりすることもあるでしょう。

でもね、あなたがどんな道を選んでも、どんな結果になっても、おじいちゃんは全部まるごとあなたを信じて、応援してるからね。

自分のペースで、自分の夢を見つけていけばいい。

あなたが笑顔で過ごせる日々を、これからもずっと願っています。

心からの「おめでとう」を贈ります。

またいつか、ゆっくり会っておしゃべりしようね。

⑥悩みや不安に寄り添う温かい言葉

高校生の時期は、大人と子どもの間で心が揺れ動くことも多いもの。

そんなお孫さんにかけたいのは、正しさよりも、あたたかな「だいじょうぶ」のひと言です。

◆メッセージ例⑪(おばあちゃんより)

〇〇、お誕生日おめでとう。

もう高校〇年生かぁ。あっという間だったね。

最近は、勉強や将来のこと、いろんなことで悩むこともあるんじゃないかなって、おばあちゃんは思っています。

でもね、人は誰だって迷うものだし、立ち止まる時間もきっと必要なんです。

焦らなくていいよ。

道に迷ったときは、一度立ち止まって、ゆっくり周りを見渡してみてね。

それでも進む方向が分からないときは、いつでも誰かに頼っていいんだよ。

おばあちゃんは、いつでも〇〇の味方です。

頑張ってるあなたの姿を想像するだけで、涙が出るほど誇らしい。

これからも、自分を大切にして、ありのままのあなたでいてね。

◆メッセージ例⑫(おじいちゃんより)

〇〇、お誕生日おめでとう。

もう〇〇歳だなんて、時が経つのは早いね。

最近、お母さんから「進路のことですごく悩んでる」って話を聞きました。

おじいちゃんも、若い頃はたくさん迷ったし、うまくいかないことばかりでしたよ。

でもね、あの頃の悩みも失敗も、すべてが今の私の力になってるんです。

〇〇も、きっとそう。今の悩みも、これからのあなたの力になります。

だから、大丈夫!不安になったときは、深呼吸して空を見上げてみて。

心が少し落ち着いて、前を向く力が湧いてくるはずです。

自分を信じて、一歩一歩進んでいけばいいよ。

おじいちゃんは、どんなときもあなたの味方です。

大切なあなたの、今日という日に心から「おめでとう」を贈ります。

⑦将来へのエールを込めて背中を押す

高校生活の終わりが近づくと、進学や就職、将来のことが現実味を帯びてきますよね。

そんなときこそ、おばあちゃん・おじいちゃんからの温かいエールが、孫にとってかけがえのない力になるかもしれません。

◆メッセージ例⑬(おばあちゃんより)

〇〇、お誕生日おめでとう。

子どものころ、「パイロットになる!」って目をキラキラさせて話してくれたのを、今でも覚えてるよ。

あのときの瞳、すごく輝いてた。

高校生になって、夢も少しずつ変わってきたかもしれないけど、何かに向かって頑張る気持ちは、きっとあのときと変わらないよね。

夢って、大きくなくてもいいんだよ。

今はぼんやりしてても、ちょっとずつ形になっていくものだから。

焦らなくていい。迷ってもいい。転んだっていい。

おばあちゃんは、どんな夢でも、〇〇が大切にするものなら全力で応援するよ。

だって、あなたがあなたらしくいられる未来が、いちばん素敵だから。

◆メッセージ例⑭(おじいちゃんより)

〇〇、お誕生日おめでとう。

この間、ちょっと元気がなかったって聞いて、心配していました。

高校3年生になると、進路のこと、将来のこと、不安もいっぱいだよね。

でもね、未来ってね、誰かが決めるものじゃなくて、自分で描いていいものなんだよ。

今はまだ「わからない」って思っても大丈夫。

「好きなこと」「楽しいこと」「ちょっと気になること」それを追いかけていけば、ちゃんと道になるから。

おじいちゃんは、〇〇が笑って過ごしている未来を信じてる。

どんな選択をしても、どんな道を進んでも、それがあなたの人生。

心から応援しているからね。

誕生日、本当におめでとう。

あなたの毎日が、明るい光で満ちていますように。

孫にうっとうしがられない誕生日メッセージのコツ5選

孫への誕生日メッセージ、せっかくの気持ちが“うっとうしい”と受け取られてしまったら悲しいですよね。

この章では、高校生の孫にも自然に受け取ってもらえる「伝え方のコツ」を5つご紹介します。

①説教っぽくならないように注意

誕生日はお祝いの日。けれどついつい、「高校生なんだから」「しっかりしなさいね」なんて、つい一言添えたくなっちゃうこと、ありますよね。

でも、そういった言葉は、孫からすると“お説教っぽくてちょっとイヤ”と感じられてしまうことも。

おばあちゃん(おじいちゃん)としては、「大事に思ってるからこそ」伝えたいことなんだけど、せっかくの誕生日に堅苦しい雰囲気になってしまうのは、ちょっともったいないですよね。

おすすめは、「これまでをねぎらう言葉」と「これからを応援する言葉」に焦点を当てること。

たとえば、「毎日元気に学校へ通っている姿を思うだけで、うれしくなるよ」とか、「あなたがこれからどんな道を進んでも、私はいつも応援しているからね」など。

押しつけにならない言葉は、心にすっと入っていくんですよね。

私も昔、うっかり「○○しなさい」なんて書いたことがあって、「おばあちゃん、ちょっと口うるさいな〜」と笑われちゃいました。

それからは、できるだけシンプルに、素直な気持ちで「嬉しい」「大好き」「楽しみにしてる」を大切にしています。

誕生日メッセージは、あくまでも“お祝いの気持ち”がメイン。

説教モードは、ぐっと抑えて、優しく背中を押してあげるような一言を意識してみてくださいね。

②親とは違う視点で言葉を選ぶ

親からのメッセージって、どうしても「勉強頑張ってね」とか「進路をちゃんと考えて」みたいな内容になりがちですよね。

でも、おばあちゃんやおじいちゃんの立場からは、もっと違う視点で言葉を届けられると思うんです。

たとえば、「小さい頃から優しいところは変わらないね」とか、「昔おばあちゃんと遊んだときのこと、覚えてる?」なんて、思い出を交えた言葉って、親には出せない温かみがありますよね。

高校生になった孫に対して、「今のあなたの頑張りも素敵だけど、ずっと前からあなたの素敵さは変わらないよ」と伝えることで、“自分が見てもらえている”という実感を持たせてあげられます。

それって、すごく大事なことだと思うんですよ。

私も以前、「あなたが生まれたときのこと、昨日のことみたいに思い出せるよ」とメッセージを送ったことがあります。

すると、「そんなふうに覚えててくれてたんだ」って、いつもよりも長く返信が返ってきたんですよね。

親とは違って、もっと長い時間軸で孫を見ているのが私たち祖父母です。

だからこそ、「時間」と「愛情」の深さがにじむ言葉を届けてあげたいですね。

③馴れ馴れしすぎず丁寧すぎない言葉遣い

孫との距離感って、なかなか難しいものですよね。

親しみを込めたいからといって、あまりにも馴れ馴れしい言い回しやスラングを使うと、「おばあちゃん、ムリしてない?」なんて、ちょっと引かれてしまうことも。

かといって、かしこまりすぎると「距離を感じる」と思われてしまう……。

大切なのは、“等身大の自分の言葉”で話しかけること。

「ハッピーバースデー!」なんて英語で始めてみるのもいいですが、そのあとに続ける文章は、自分らしいやわらかい日本語で伝えてあげましょう。

たとえば、「もう高校○年生になったんだね、びっくり!」とか、「あなたが元気でいてくれるのが、何よりのプレゼントだよ」など、気取らず自然体で綴るのがおすすめです。

「おばあちゃん、そんな言い方するんだ〜!」とちょっと笑ってもらえるくらいが、ちょうどいいのかもしれませんね。

気持ちが伝わる文って、丁寧すぎず、ゆるすぎない、絶妙な“まごころバランス”が大事ですよ。

④「あなたらしさ」を尊重する表現

高校生になると、どんどん「自分ってこういう人間かな?」と模索しはじめる時期ですよね。

そんなときに、「もっと○○すればいいのに」とか「△△な子に育ってほしい」みたいな“理想像の押しつけ”は、受け取る側にとってちょっとプレッシャーになるかもしれません。

誕生日メッセージでは、「今のあなたが大好きよ」と伝えることが何よりのエールになります。

たとえば、「笑った顔が昔と変わらずかわいくて、おばあちゃんはホッとするよ」とか、「好きなことを一生懸命やってる姿がすごくかっこいいよ」など。

その子らしさを認め、安心させてあげるような表現がベストです。

たとえその子が少し人見知りでも、マイペースでもいいんです。

「そのままで十分、素敵だよ」と伝えることで、お孫さんの自己肯定感を支えるメッセージになりますよ。

⑤LINEや手紙、手段に合った文量にする

今どきの高校生にとって、LINEやメッセージアプリは日常の一部ですよね。

LINEやSNSで送る場合は、1〜2行の短文にまとめるのがコツ。

「誕生日おめでとう!高校生活、楽しんでね。おばあちゃんより」くらいの分量でも、十分伝わります。

逆に、手紙やカードで贈る場合は、もう少ししっかりとした文量で思いを綴るのが良いですね。

紙の手紙には「想いをじっくり伝える良さ」がありますから、「あなたの好きなところ」や「これまでの思い出」に触れても◎。

大切なのは、「読みやすいかどうか」を意識すること。

送り方によってメッセージの“重さ”を調整して、伝えたい気持ちがちゃんと届くように工夫してみてくださいね。

プレゼントに添えるメッセージ例5パターン

高校生の孫への誕生日プレゼントに、ちょっとした言葉を添えるだけで、温かみや思いがぐっと伝わります。

この章では、プレゼントの種類に合わせたおすすめの一言メッセージを5パターンご紹介しますね。

どれもおばあちゃん・おじいちゃんだからこそ伝えられる、愛のこもった言葉ばかりですよ!

①おこづかいに添える一言

「何をあげたら喜ぶか分からない……」というときには、おこづかいが一番実用的ですよね。

でもただ渡すのではなく、メッセージカードを添えるだけで、ぐっと気持ちが伝わります。

  • 「好きなことに使ってね。高校生活、楽しんで!」
  • 「お誕生日おめでとう。がんばってるご褒美です♪」

②本や文房具に添える応援の言葉

勉強や進路に向けて頑張っている高校生には、実用的なプレゼントもおすすめ。

未来を応援する気持ちをそっと添えてみましょう。

  • 「どんな夢でも応援してるよ。本と一緒に心を育ててね」
  • 「毎日頑張っているあなたに。応援の気持ちを込めて」

③趣味グッズと一緒に贈るメッセージ

部活や趣味に熱中する姿って、本当にまぶしいですよね。

その頑張りを支えるような言葉を添えて、そっと背中を押してあげましょう。

  • 「あなたらしく夢中になれる時間を、いつまでも大切にね」
  • 「好きなことを続けるあなたが、とても頼もしいです」

④スイーツや食べ物に添える温かい言葉

甘いものやちょっとした食べ物のプレゼントは、気軽だけど心がほっこりします。

そんな小さな幸せに、温かなメッセージを添えて。

  • 「疲れたときは、甘いものとおばあちゃんのこと思い出してね」
  • 「おやつの時間に、にっこり笑ってくれたら嬉しいな」

⑤手作りギフトに添える心のこもった一言

お裁縫や手編み、手作りのマスクや小物など、手作りギフトは心のぬくもりそのもの。

気取らず、素直な気持ちを言葉にしてみましょう。

  • 「あなたを思いながら作ったよ。気に入ってもらえると嬉しいな」
  • 「毎日がんばる○○に、おばあちゃんからぬくもりを届けます」

祖父母だからこそ伝えられる言葉とは

①人生の先輩としての静かなエール

高校生の孫に誕生日メッセージを贈るとき、ただ応援するだけでなく、「人生の先輩」としての視点から静かに背中を押す言葉は、とても深く心に届くものです。

長く生きてきた私たち祖父母だからこそ見える景色があります。 人生には順調なときもあれば、うまくいかない時期もある。 でも、そのどちらにも意味があるということを、そっと伝えてあげることができます。

例えばこんなふうに伝えてみてはいかがでしょうか。 「お誕生日おめでとう。高校生活は楽しいことも悩むこともあると思うけれど、どれもが大事な経験だよ。焦らなくていい、自分のペースで歩いてごらん。おばあちゃんも、いろいろ回り道をしてきたけど、それがあったから今の幸せがあるのよ」

これは押しつけでも説教でもなく、静かな肯定の言葉。 年齢を重ねたからこそ言える「すべてが意味のある時間だった」という温かいメッセージです。

あるいは、「○○、今日で○歳になったね。人生には思い通りにいかない日もあるけれど、それでも毎日は続いていくし、いつか振り返ったときに“あのとき頑張ったな”って思える日が来るよ。そんな日を楽しみに、自分を信じて進んでね。おじいちゃんもずっと応援してるよ」

こんなふうに、孫の歩みを見守る立場だからこそ伝えられる「静かなエール」は、無理に頑張らせるものではなく、見守る力になるはずです。

大切なのは、過去の自分の姿と重ね合わせながら、優しく柔らかな言葉で未来を信じる気持ちを贈ること。 声を荒げずとも、強くて優しい想いは、きっと孫の心に残りますよ。

②家族のつながりを感じさせる言葉

高校生になると、家族との時間が減ってきたり、少し照れくささが出てくる時期ですよね。

でも、そんな時期だからこそ、家族のつながりや絆をさりげなく伝える誕生日メッセージが、孫の心を優しく包みます。

例えば、「お誕生日おめでとう。○○の笑顔を見ると、私も元気をもらえるよ。あなたが生まれた日のことを今でもはっきり覚えているの。家族って、どんなときも見えない糸でつながっているんだよ」という一言はどうでしょうか。

血のつながりを強調するよりも、“気持ち”のつながりを大切にすることで、押しつけがましくなく、温かく伝わります。

また、「会う時間が少なくなっても、あなたのことは毎日思ってるよ。離れていても、私の心はいつもあなたのそばにあるからね」というように、言葉で“心の距離”を近づけるのも効果的です。

孫にとって「自分は家族に大切に思われている」という実感は、大きな安心感になりますよ。

③昔の自分を重ねたメッセージ

祖父母だからこそできることの一つに、自分の若い頃の体験を交えて語ることがあります。

高校生の孫には、まだ知らない世界がたくさんあります。 そんな孫に向けて、過去の自分の経験をちょっとだけ混ぜたメッセージは、人生のヒントになることも。

たとえば、「私も○○くらいの年のころ、進路のことで悩んでいたなあ。でも、あのとき“自分のやってみたい”を信じて選んだ道が、今の幸せにつながっているよ。○○も、自分の気持ちを大切にしてね」といった具合です。

過去を語ることで説教っぽくなるのは避けたいですが、「同じくらいの年のときにどう思っていたか」「どんなことを大切にしていたか」を共有するのは、心を通わせるきっかけになります。

あくまで“話のきっかけ”として、孫が自然に自分を見つめ直すような、そんな言葉が理想ですね。

④親ではなく「もう一人の味方」として

親とはちょっと違う立場で、孫の味方になれるのが祖父母の魅力。

だからこそ、誕生日メッセージでは「もう一人の味方」としてのスタンスを表現してあげると、孫にとってすごく大きな励みになります。

たとえば、「何か悩んだときは、親には言いにくいこともあるかもしれないね。そんなときは、いつでも私にこっそり話してね。○○の味方でいることが、私にとっての誇りだから」という言葉は、静かで強い支えになります。

親からはどうしても“指導”や“管理”という関わり方になりがちですが、祖父母は“理解”と“共感”の存在でいられるんですよね。

「どんなあなたでも、大丈夫だよ」「何があっても味方だよ」といった言葉が、一番刺さるのは、もしかするとこの時期の孫なのかもしれません。

⑤「ずっと見守っているよ」の安心感

高校生は、思春期真っただ中。 がんばっているけど不安も多い年ごろです。

そんな孫には、「いつでも見守っているよ」という安心感を届ける誕生日メッセージが、心のよりどころになります。

たとえば、「○○、お誕生日おめでとう。直接会う時間が少なくなっても、あなたのことを思わない日はないよ。毎日元気に過ごせているか、つい考えてしまうの。どこにいても、いつもおばあちゃんは○○の味方です」など。

あるいは、「今は自分の道を探す大切な時期だね。不安なときもあると思うけれど、大丈夫。あなたならきっと大丈夫。私はずっとここで、変わらず応援してるよ」というような言葉も、孫の心に残るはずです。

見守るというのは、“干渉しないけれど、気にかけている”というスタンス。 それが、祖父母の大きな愛情として自然に伝わります。

孫の性格タイプ別!響く誕生日メッセージのコツと例文10選

①照れ屋・反応が薄いタイプへの伝え方

高校生の孫がちょっぴり照れ屋さんで、メッセージを読んでも反応が薄いタイプだと、つい「伝わってるのかな?」と不安になりますよね。

でも大丈夫。実は心の中ではしっかり受け取っていて、後からふと思い出してじんわり感じてくれていることも多いものです。

そんなタイプのお孫さんには、あえてストレートな「好きだよ」「応援してるよ」といった言葉よりも、少し遠回しな表現や、日常のエピソードを混ぜたメッセージが効果的です。

たとえば、こんなふうに届けてみてください。

■ メッセージ例1(おばあちゃんより)

誕生日おめでとう。

この前、ふと〇〇が小さいころにくれた「おばあちゃん大好き」ってメモが出てきてね。なんだか胸があったかくなったのよ。

今はもう、そんなことは言わなくなったけれど、おばあちゃんはちゃんとわかってるから安心してね。

何かあったら、また手紙でもメモでも、いつでも大歓迎よ。

〇〇のこと、これからもそっと応援しています。

■ メッセージ例2(おじいちゃんより)

ハッピーバースデー!

最近は、あまりしゃべる時間もなくて、ちょっと寂しいなと思いながらも、それが成長ってことなんだなぁとしみじみしています。

昔、おじいちゃんが若かった頃も、照れくさくて家族に何も言えなかったことを思い出しました。

でも、今だから言えるんだよね。孫っていう存在は、本当に宝物だなって。

会えない日が続いても、おじいちゃんはずっと〇〇を想ってるからな。

無理にリアクションを求めず、静かに寄り添うような言葉が、照れ屋な孫の心にはスッと入っていきます。

手紙でそっと渡したり、プレゼントにしのばせるような形にするのもおすすめですよ。

②お調子者・にぎやかタイプにはユーモアを

明るくて、よくしゃべって、いつもみんなの中心にいるような孫。

そんなお調子者タイプには、少しかわいらしいユーモアを交えたメッセージがぴったりです。

本人も気を使わず、楽しみながら読んでくれるので、関係性がぐっと深まりますよ。

■ メッセージ例3(おばあちゃんより)

〇〇、お誕生日おめでとう!

今年もますますおしゃべりに磨きがかかって、家の中が賑やかで助かってるよ(笑)

でも、たまにはおばあちゃんの話も聞いてくれると嬉しいかな〜なんて。

その元気、まわりの人にも分けてあげてね。

でもくれぐれも、しゃべりすぎて先生に怒られないように(笑)

■ メッセージ例4(おじいちゃんより)

おめでとう、〇〇!

いつも家の中を明るくしてくれてありがとう。

おじいちゃん、実は〇〇のギャグ、結構気に入ってるんだよ。

これからも、おもしろくてやさしい〇〇でいてな。

だけど、あまり調子に乗りすぎると、おばあちゃんに怒られるからほどほどに(笑)

このタイプの孫には、「元気なところが大好き」「明るさは才能」と、肯定のメッセージが特に響きます。

ちょっとふざけた口調でも、「本当は愛情たっぷり」という空気感を大切にしてくださいね。

③部活に夢中な努力家タイプ

部活に熱中している孫は、毎日が挑戦の連続。

自分に厳しく、仲間にも責任感を持ち、充実している反面、とても疲れていることもあります。

そんな努力家タイプには、「頑張っている姿を見ているよ」というメッセージが何よりの励みになります。

■ メッセージ例5(おばあちゃんより)

〇〇、お誕生日おめでとう!

最近、部活の話を聞くたびに、「ほんとにがんばってるなぁ」って、心から思うよ。

おばあちゃんにはわからない世界だけど、その一生懸命さには尊敬しかないの。

悔しい日も、嬉しい日も、ぜんぶが〇〇の糧になるよ。

おばあちゃんは、どんな結果でも「がんばってるね」って言ってあげたいんだ。

■ メッセージ例6(おじいちゃんより)

おお、○○歳か!もうそんな歳になったんだな。

部活、大変そうだけど、ちゃんと身体は大事にしとるか?

「休むのも努力のうち」って、昔おじいちゃんのコーチが言ってたぞ。

上を目指す〇〇のこと、応援してる。

でもたまには、湯船にゆっくりつかれよ(笑)

努力家の孫には、結果ではなく「プロセスを見守っているよ」という温かさが心に響きます。

気遣いの言葉も忘れずに添えると、より安心感が伝わりますよ!

④本や創作が好きな静かなタイプ

本やイラスト、物語を好む静かな孫は、自分の世界をとても大切にしています。

このタイプには、共感や理解を示す言葉がいちばんのプレゼントになります。

「あなたの世界観、いいね」と言ってあげることで、安心して心を開いてくれるかもしれません。

■ メッセージ例7(おばあちゃんより)

〇〇、誕生日おめでとう。

この前、おすすめしてくれた本、図書館で借りて読んでみたよ。

すごく面白くて、おばあちゃんまで引き込まれちゃった。

〇〇が読んでる本には、〇〇らしさが出てるんだね。

これからも、好きな世界を大切に育てていってね。

■ メッセージ例8(おじいちゃんより)

ハッピーバースデー!

最近描いてるイラスト、じいちゃんも密かに楽しみにしてるぞ。

昔の漫画家さんに通じるような繊細な線で、すごいなって思ってる。

上手く描けない日があっても大丈夫。描きたい気持ちがあれば、それでいい。

じいちゃんは、〇〇の「好き」をずっと応援してる。

静かなタイプのお孫さんには、「わかってくれてる」という感覚がいちばんのエールです。

好きなものを一緒に楽しむ気持ちが伝わると、より関係が深まりますよ!

⑤進路に悩む繊細なタイプ

進路のこと、友達のこと、自分の将来のこと。

高校生のなかには、人知れずたくさん悩んでいる子もいます。

そんな繊細なタイプの孫には、決して無理をさせず、「どんな選択でも受け止めるよ」というスタンスが大切です。

■ メッセージ例9(おばあちゃんより)

〇〇、お誕生日おめでとう。

最近、ちょっと元気がないように見える日があるけれど、大丈夫かな。

おばあちゃんに話したくなったら、いつでも電話してきてね。

進路のことも、悩んで当たり前だから、焦らないで。

あなたの選んだ道を、おばあちゃんはどんなときも信じて応援してるよ。

■ メッセージ例10(おじいちゃんより)

〇〇、ハッピーバースデー!

「これからどうしよう」って悩む気持ち、じいちゃんも若い頃あったよ。

あのとき、うまくいったわけじゃないけど、「自分で決めた」ってことが今でも宝物なんだ。

だから、じいちゃんは〇〇がどんな道を選んでも、それが正解になるって信じてるよ。

またいつでも話しにおいでな。

繊細な孫には、「あなたのままでいい」という温かい言葉が支えになります。

答えを求めず、心のよりどころになる存在を目指してメッセージを届けてくださいね。

まとめ

高校生の孫への誕生日メッセージは、思春期ならではの距離感や関係性を意識することが大切ですね。

「今までの成長を喜ぶ言葉」や「未来を応援する一言」を、祖父母らしいあたたかさで伝えると、孫の心に優しく届くはず。

一見シンプルな言葉でも、「あのとき、おばあちゃん(おじいちゃん)が言ってくれたな」と、将来思い出してくれるかもしれません。

かけがえのない誕生日に、心を込めたメッセージを添えて、これからも優しく見守っていきましょう。

メッセージと一緒に添えるプレゼントや渡し方も工夫すると、より素敵な記念日になりますよ。

この記事が、あなたの想いを伝えるお手伝いになれば嬉しいです。

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