今回はコストコ会員資格が失効後、2年以上経過しても再登録する手順と必要な注意事項について詳しく説明します。
長い間コストコを訪れていないと、いつの間にか会員カードの有効期限が切れてしまっていることに気づくことがありますよね。
コストコの会員権は期限切れ後1年半以内であれば、店舗で簡単に手続きを行うことで即座に権利を再開できるのですが、それを超えると手続きに留意する点がいくつかあります。
本記事では、コストコ会員資格の有効期限が1年半や2年以上過ぎた後の再加入について詳細を解説します。
失効から2年以上経ったコストコ会員資格、再申請は可能？
コストコの会員資格が失効してから2年以上が経過した場合、その再申請の可否は状況に応じて変わります。
- 失効後2年半を待たないと再申請できないケース：コストコの規定に従い、失効から2年半未満では再加入は許されません。
- 失効から2年半以上が経過したケース：この期間を超えた場合は、新たにメンバーシップの申請が可能です。
具体的には、カードの有効期限が切れてから2年半未満では更新や再申請は行えませんが、2年半を超えると、再申請のプロセスを始めることができます。
また、カード会員資格が失効してから1年半までは会員情報が反映されますが、それ以降は情報が削除され、会員資格が自動的に解除されます。
資格が解除された後の1年間は新しいメンバーシップに申し込むことができません。
したがって、実際には有効期限切れから2年半が経過するまで、再申請は困難です。
2年半を過ぎてしまった場合は、新たにコストコの会員として登録する機会がありますが、この際には新規加入費が必要になるため、その点を忘れないようにしましょう。
コストコメンバーシップの再申込みガイド
コストコに以前加入していたメンバーがメンバーシップを再申込みする際は、初回加入時と同様の手続きが求められます。
以下に、再申込みの流れと必要な書類について説明します。
コストコメンバーシップの再申込み手順
コストコでのメンバーシップ再申込みは、次の方法から選べます。
- 店舗で直接手続きを行う
- コストコのウェブサイトを通じて手続きを行う
オンラインで申し込む場合の手順は以下の通りです。
- コストコのウェブサイトで仮登録を行う
- 登録完了時に表示される申込番号を控える
- 店舗に訪れて、申込番号と身分証明書を提示する
- 必要な年会費を支払う
いずれの方法を選択しても、写真撮影が行われるため、事前に準備が必要です。
コストコ再申込み時に必要なもの
再申込みに必要なものは以下の通りです。
【年会費】
- 個人会員：税込4,840円（ゴールドスター会員）または税込9,900円（エグゼクティブゴールドスター会員）
- 法人会員：税込4,235円（ビジネス会員）または税込9,900円（エグゼクティブビジネス会員）
【必要な身分証明書】
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポートなど
店舗での申込み時には、これらの書類を持参し、再申込みの意志を明確に伝えることが重要です。
コストコメンバーシップの失効後の適切な手順
コストコのメンバーシップが失効した後の対応は、経過した期間に応じて異なります。
この章では、失効後の時期別の手順を詳しく説明します。
メンバーシップ失効から1年半以内の対応
メンバーシップの有効期限が切れてから1年半以内の場合、店舗での更新手続きを通じてショッピングを再開することができます。
この期間を過ぎると、会員情報は消去され、自動的に退会とみなされます。
例えば、カードに記載された「9/25」という日付は、2023年9月に登録され、2024年9月末に会員の期限が切れることを意味します。
1年半の情報保持期間を利用して更新すると、引き続き購入活動が可能ですが、更新には新たな年会費が発生します。
メンバーシップ失効後3ヶ月～1年以内の更新
メンバーシップが失効してから3ヶ月～1年以内に更新を行うと、新たな有効期限はその更新月の月末に設定されます。
たとえば、2月末に期限が切れ、6月に更新手続きを行った場合、次の有効期限は翌年の6月末となります。
この方式で更新すると、新しい有効期限が実質的に1年延長されるため、2ヶ月以内の更新よりもコスト効率が良くなる場合があります。
失効したコストコ会員カードでも店内への入場は可能か？
失効したコストコの会員カードを持っていても、店舗内に入ること自体は許可されています。
しかし、商品を購入するためには、会員カウンターでメンバーシップを更新するか新たに登録する必要があります。
店内に入ってからすぐにメンバーシップの更新を行えば、その日のうちにショッピングを続けることができます。
コストコ会員カード更新を忘れずにする3つの対策
会員カウンターでの更新だけでなく、他にも便利な方法があります。
こちらでは、コストコの会員カードを忘れずに更新するための3つの便利な方法を紹介します。
オンラインで簡単に会員カードを更新
オンラインでもコストコの会員カード更新が可能です。
コストコの公式サイトで自分のアカウントにログインすれば、直接更新手続きを行うことができます。
オンラインでの更新の際は、クレジットカードが必要になりますので、この点には注意が必要です。
年会費の自動引き落としで更新手続きを省力化
コストコでは、年会費の自動支払いを設定することができます。
ただし、このサービスはマスターカードを使うシステムに限られていますので、その点は注意が必要です。
このサービスに登録すると、2ヶ月後から自動で年会費の引き落としが開始されます。
コストコグローバルカードで手間なく自動更新
コストコグローバルカードでは、自動更新機能が付いているため、定期的にショッピングをしなくても更新が自動で行われます。
年会費の有効期限が近づくと、自動的に料金が引き落とされ、カードが更新されます。
このカードは特に、頻繁にコストコを利用する方に便利で、申し込みが必要です。
コストコでの1日体験入店は可能か？
残念ですが、コストコには1日だけの体験入店の制度は存在しません。
過去にはオンラインマーケットプレイスで1日入店券が流通していた時期もありましたが、現在はそのようなチケットも利用できなくなっています。
コストコは会員制の大型店舗で、ショッピングをするには年会費を支払い、正式な会員登録が必要です。
個人会員の年会費は4,840円（税込み）、法人会員の年会費は3,880円（税込み）です。
もしサービスに満足できなかった場合には、加入から1年以内なら年会費を全額返金してくれるので、この制度を利用してコストコを試すことができます。
ただし、退会後は1年間は新規登録が不可能というルールがあるため、この点にはご注意ください。
コストコへの無料入店方法は？
既にコストコの会員である人と一緒に行けば、無料で店内に入ることが可能です。
会員は1人につき2人までを同伴できるので、もし身近に会員がいれば、一緒に訪れることを検討してみてください。
家族会員も同様に2人まで同伴が可能です。
コストコの商品を直接試したいけれども店舗に行くのが難しい場合は、コストコの商品を扱うリセールショップやオンラインストアを利用するのも良いでしょう。
例えば、東京の下北沢にある「ストックマート」は、コストコで販売されている商品を小分けにされたものが売られているので、気軽に試すことができますよ。
また、「コストコスト21+」という楽天市場の店舗では、コストコ会員でなくてもオンラインで商品を購入することができます。
まとめ
この記事では、コストコの会員資格が失効してから2年以上経った後の再加入方法とその注意点について解説しました。
- 2年半以上が経過している場合、新たなメンバーシップでの再加入が許可されます
- 失効後1年半以内に更新を行うと、更新した月の末日が次の有効期限になります
- 再加入時では、年会費・身分証明書が必須です。オンラインあるいは店舗での手続きが可能です
- 失効後も店内に入ることはできますが、購入を行うにはメンバーシップを更新する必要があります
- コストコグローバルカード及び自動支払いを使うと、年会費が自動で引き落とされ更新がスムーズです
もしコストコの会員資格が失効してから2年以上が経過していたとしても、特定の条件を満たしていれば再加入することが可能です。
2年半が経過した後は新たなメンバーシップとして申し込みが可能で、手続きはオンラインまたは店舗で行えます。
ただし、失効からの経過時間によって対応が異なり、更新のタイミングによっては年会費の計算も変わるため、細心の注意が必要です。