5歳の誕生日に届けたいメッセージ!親からのやさしい言葉を保育園児のわが子にまっすぐ届けよう

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5歳のお誕生日は、保育園生活にも慣れて、毎日がますますにぎやかになってくる頃。

親としては、ちょっぴりお兄さん・お姉さんに見えてきて、「もう5歳かぁ」と胸がいっぱいになる瞬間でもありますよね。

この記事では、そんな5歳のわが子のお誕生日に贈る、やさしくて心に届くメッセージをたっぷり紹介しています。

保育園で読まれることを意識した文例や、家庭で伝えたい言葉のヒントも満載です。

読んだあと、あたたかい気持ちになれるような時間を過ごせるように──そんな思いで綴りました。

目次

5歳の誕生日に贈る親からのメッセージ文例10選

5歳の誕生日に贈る親からのメッセージ文例10選をご紹介します。

それでは、例文とポイントを詳しく見ていきましょう!

①短くて伝わるメッセージ例(シンプル系)

「〇〇くん(ちゃん)、5さいのおたんじょうび おめでとう!

まいにち げんきいっぱい あそんでいる すがたを みると、 おとうさん(おかあさん)は とっても うれしいよ。

これからも にこにこわらって、たのしいこと たくさん みつけようね。」

5歳になると、耳で聞いた言葉をちゃんと受け止められる時期なので、短くても心に届きます。

読みやすいリズム、そして「にこにこ」「げんきいっぱい」など、子どもにも伝わる言葉を選ぶのがコツです。

「〜しようね」という前向きな呼びかけがあると、自然に応援の気持ちも伝わりますよ。

②思い出を入れた少し長めの文例

「〇〇くん(ちゃん)、5さいのおたんじょうび おめでとう!

このまえ こうえんで じてんしゃに のれたとき、ほんとうに がんばってたね。

おちても すぐに たちあがって、また チャレンジしているすがたをみて、 おとうさん(おかあさん)は とても かんどうしたよ。

これからも すこしずつ、じぶんのペースで いろんなことに ちょうせんしてね。

いつも そばで おうえんしてるよ。」

がんばった場面や最近のエピソードを入れると、特別感のあるメッセージになります。

この「この子だけの物語」が入ると、子どもはしっかり耳を傾けてくれますし、親子で読み返したときにも思い出がよみがえりますよ。

③ひらがな多めで自分で読めるメッセージ

「〇〇くんへ

5さいの おたんじょうび おめでとう。

いま すこしずつ じぶんで ひらがなも よめるように なってきたね。

このメッセージも じぶんで よんでみようと してくれたら、 おとうさん(おかあさん)は とっても うれしいな。

これからも いろんなことを たのしみながら すごしてね。」

自分で読んでみたい年頃だからこそ、ひらがな多めのメッセージもおすすめです。

読めた!という小さな達成感もプレゼントになるので、少しゆっくりと話しながら一緒に読んでみるのも◎。

「読める=えらい」ではなく、「読もうとする気持ち」を褒めてあげたいですね。

④保育園で読みやすい例文(先生に読まれる前提)

「〇〇くん(ちゃん)、5さいの おたんじょうび おめでとう。

いつも おともだちと なかよく あそんでいる すがたを みて、 おうちのひとも とっても うれしいです。

これからも たくさん わらって、 たのしい まいにちに なりますように。」

保育園の誕生日会では、長すぎず、シンプルな言葉が大事です。

読みやすく、聞いてわかりやすいテンポにすることで、まわりのお友だちも自然に耳を傾けてくれます。

「〜なりますように」という結び方は、やさしくて落ち着いた雰囲気を作ってくれますよ。

⑤お友だちとの関わりを入れたメッセージ

「〇〇くん(ちゃん)、5さいの おたんじょうび おめでとう。

いつも おともだちに 『いっしょに あそぼう!』って じぶんから こえを かけているの、えらいね。

やさしく できるところが、 おとうさん(おかあさん)は ほんとうに すごいと おもってるよ。

みんなと いっぱい わらって、たのしい おもいでを ふやしてね。」

この年齢になると、「お友だちとどう関わっているか」がぐっと増えてきますよね。

親が気づいてくれていることを言葉で伝えると、子ども自身が自分のやさしさや行動を嬉しく感じてくれます。

保育園での様子をさりげなく入れるのがポイントです。

⑥毎日のがんばりを認める一言

「〇〇くん(ちゃん)、5さいの おたんじょうび おめでとう。

まいにち、じぶんで おきたり くつを はいたり、おかたづけを がんばっているね。

おうちのひとたちは、そんな すがたを みて、とっても うれしいきもちに なっているよ。

すこしずつ できることが ふえていくのを、いっしょに よろこべるのが ほんとうに しあわせだよ。

これからも、〇〇くん(ちゃん)の そのやるき、たいせつにしてね。」

お手伝いや生活習慣など、日々のちょっとした行動に目を向けて褒めてあげると、「見てくれてるんだ!」という喜びにつながります。

無理に「成長」と表現せず、「少しずつできることが増えているね」とやさしい言葉にするのがポイントですよ。

⑦本人の「すき」を入れるオリジナル風例

「〇〇くん(ちゃん)、5さいの おたんじょうび おめでとう。

いつも すきな ひこうきを いっぱい えがいたり、おはなし してくれて ありがとう。

〇〇くん(ちゃん)の すきなものの ことを きいていると、おうちのひとも たのしくなるよ。

これからも だいすきなことを たいせつにして、もっともっと すきなこと ふやしていこうね。」

子どもの「好き」をちゃんとメッセージに入れてあげると、とても嬉しそうに聞いてくれますよね。

乗り物やキャラクター、遊びや色など、どんな小さな「好き」でも、尊重されていることが伝わります。

⑧お兄さん・お姉さんらしさを褒めるメッセージ

「〇〇くん(ちゃん)、5さいの おたんじょうび おめでとう。

このごろは じぶんで いろんなことを かんがえて、しずかに まっていたり、はなしてくれたり、すごいね。

おにいさん(おねえさん)みたいな 〇〇くん(ちゃん)を みて、 おうちのひとは びっくりするくらい うれしいよ。

ゆっくり ゆっくり、〇〇くん(ちゃん)の ぺーすで すすんでいこうね。」

「お兄さん(お姉さん)になったね」と言われると、嬉しそうに照れるような年齢です。

ただし押しつけにならないように、「〇〇くん(ちゃん)のペースで」と添えるのがポイントですね。

⑨お手伝いや優しさを褒める例文

「〇〇くん(ちゃん)、5さいの おたんじょうび おめでとう。

おかあさんが たいへんそうにしているとき、てを つないでくれたり、『だいじょうぶ?』って いってくれて ありがとう。

そのやさしさが いちばんの プレゼントだよ。

〇〇くん(ちゃん)の そんなこころが、 おうちの なかを ぽかぽかにしてくれるね。

これからも、〇〇くん(ちゃん)の やさしさを だいじにしていこうね。」

ちょっとした気づかいでも、大人が言葉にしてあげることで、子どもにとっては大きな励みになります。

「ありがとう」と「うれしかったよ」の気持ちを、まっすぐに伝えられる文章にすると、心に残りますよ。

⑩家族の絆を伝えるメッセージ

「〇〇くん(ちゃん)、5さいの おたんじょうび おめでとう。

まいにち いっしょに ごはんをたべたり、おふろにはいったり、えほんをよんだり、ほんとうに たのしいね。

おとうさん(おかあさん)は、そんな まいにちが しあわせで、 〇〇くん(ちゃん)のことを いつも たいせつに おもってるよ。

これからも、いっしょに たのしいこと いっぱいしようね。」

子どもにとって、家族とすごすふだんの日常こそが安心のよりどころです。

特別なことではなく、「日々を一緒に楽しんでいること」にフォーカスすることで、あたたかく心に残るメッセージになります。

保育園の誕生日会で伝わるメッセージのコツ

保育園の誕生日会で伝わるメッセージのコツについて解説していきます。

では、それぞれのポイントについて、やさしくお話ししていきますね。

①名前を呼んで主役感アップ

お誕生日メッセージの冒頭で、まずはお子さんの名前をしっかり呼んであげましょう。

「○○ちゃん、おたんじょうびおめでとう!」と呼びかけることで、「いま、自分が主役なんだ」と感じられます。

たくさんのお友だちや先生の前で、親からしっかり名前を呼んでもらえるのって、子どもにとってとても特別なんですよね。

ちょっと照れくさそうにしていても、内心ではとても嬉しく感じているものです。

②短い言葉でも気持ちは届く

保育園でのメッセージは、あまり長くならないように気をつけましょう。

誕生日会の時間には限りがあるので、だいたい3~5行程度にまとめるとちょうどいいです。

大切なのは「長さ」よりも「気持ちがこもっているかどうか」。

短くても、「だいすきだよ」「うれしいよ」といったストレートな言葉が、いちばん心に届きますよ。

子ども自身も理解しやすく、聞いていて安心できる内容になります。

③ひらがなや言いやすさを意識

子どもたちが聞くメッセージなので、漢字はなるべく使わず、ひらがな中心の言葉にするのがベターです。

また、文章は「〜だよ」「〜だね」といったリズムのよい言い切りでまとめると、声に出しても読みやすくなります。

たとえば「○○ちゃん、いつもにこにこしていて すてきだよ」など、リズム感を意識してみてください。

声に出して読むことを前提に、実際に読み上げながら整えていくと、自然に聞こえやすい文章になりますよ。

子どもにとって聞き心地のよいメッセージは、しっかり記憶に残ってくれます。

④恥ずかしくない、あたたかい雰囲気に

保育園でのメッセージは、聞いている周囲の空気も大切ですよね。

だからこそ、あまり「頑張りすぎた表現」や「立派すぎる言い回し」は避けた方がいいかもしれません。

ふんわりとしたやさしい言葉、あたたかい空気感の中で伝えることで、子どもも安心して聞いていられます。

「うれしいな」「たのしいね」「いっぱいあそぼうね」といった、ふだんの親子の会話に近い雰囲気が◎。

みんなの前で読み上げられても、恥ずかしくなく、ほっとするような内容がいいですね。

家庭でも伝えたい5歳らしい優しい言葉

家庭でも伝えたい5歳らしい優しい言葉についてお伝えします。

おうちで何気なくかける言葉も、5歳の子どもには宝物のように残っていきますよ。

①毎日できるようになったことを言葉に

「ごはんを自分でぜんぶ食べられたね」「くつをそろえてくれたね」など、日々の中でふと気づく“できたこと”を、すぐに言葉にしてあげましょう。

5歳の子どもは、自分の行動に親が気づいてくれると、とても喜びます。

ほんの些細なことであっても、「それを見てたよ」「うれしかったよ」と伝えることで、子どもは自信を持つんですね。

難しい表現ではなく、「じぶんで できたね!すごいね!」のような、シンプルなひとことで十分です。

親の笑顔と言葉が、お子さんの毎日のやる気になりますよ。

②前より頼もしく見える姿を言葉で伝える

5歳にもなると、ちょっとした場面で「わ、たのもしいな」と思う瞬間が増えてきませんか?

たとえば、「荷物を持ってくれたとき」「弟や妹に優しくしてくれたとき」「自分で決めたことをやりとげたとき」など。

そのとき、「おにいさんみたいだったね」「とってもたよれるなぁ」と言葉にしてみてください。

自分が頼りにされていることを感じると、子どもはうれしくて顔がほころびます。

ちょっぴり誇らしげなその表情が見られるのも、5歳ならではのかわいさですよね。

③「大好き」をちゃんと伝える

意外と毎日は言っていないかもしれませんが、「だいすきだよ」は最強の言葉です。

言われた瞬間に子どもの表情がふわっと緩んで、「ぼく(わたし)、愛されてるんだな」って心から感じます。

とくに、怒ったあとや、ちょっとギクシャクした空気のあとに伝えると、ぐっと心にしみますよ。

もちろん、なんでもないときにサラッと言ってあげるのも◎。

毎日伝えても、まったくくどくならない魔法の言葉。5歳の今こそ、たくさん届けてあげたいですね。

④子どもが喜ぶ“わかりやすい言葉”に変換

5歳児にとっては、「努力」や「感謝」などの抽象的な言葉は、まだちょっと難しいかもしれません。

そんなときは、「がんばったね」ではなく「さいごまでできたね」「いっぱいかんがえたね」と具体的に言い換えてみましょう。

「ありがとう」も、「○○してくれてうれしかったよ」と言うと、より気持ちが伝わります。

子どもがよく使う言葉や、楽しそうにしている話題をヒントにして表現してみると、伝わりやすくなりますよ。

むずかしい言葉じゃなくていいんです。ふだんの言葉で、あたたかく声をかけてあげてくださいね。

メッセージカードに添える工夫アイデア5つ

メッセージカードに添える工夫アイデア5つをご紹介します。

バースデーカードにちょっとした工夫を加えるだけで、ぐんと特別感が出ますよ。

①好きなキャラクターを入れる

お子さんの好きなキャラクター、いますよね?

そのキャラが「おいわいしてるよ」とメッセージに登場するだけで、子どもの目がキラキラします。

たとえば、「○○(キャラ)といっしょにおたんじょうびをおいわいしてるよ」と書くだけでも大喜び!

手描きが苦手なら、シールや印刷でOK。とにかく“その子の世界”に寄り添うことが大事なんですよね。

ほんの一工夫で、ぐっと身近でワクワクするカードになりますよ。

②シールや折り紙で華やかに

カードをもっとカラフルにしたいときは、シールや折り紙が活躍してくれます。

誕生日らしいケーキや風船のシール、キラキラのデコレーションなんかも◎。

折り紙でハートや星を折って貼るのも素敵ですね。

少し立体感をつけると、目でも楽しめて、子どもがワクワクしながら見てくれます。

親子で一緒に作っても楽しいですし、渡す前の準備時間も、すでにステキな思い出になりますよ。

③写真やイラストで思い出を表現

この1年で撮ったお気に入りの写真を、小さくプリントしてカードに添えるのもおすすめです。

「このときの笑顔、今もずっと覚えてるよ」って気持ちが伝わります。

似顔絵や、親が描いた子どものイラストをそっと添えるのも◎。

芸術的じゃなくて全然OK。手描きのあたたかさが、子どもの心にじんわり届くんです。

見るたびに、あのときの笑顔や空気がよみがえるカードって、最高のプレゼントですよね。

④音声・動画メッセージもアリ

もし時間と手間に余裕があれば、音声や動画のメッセージも素敵な選択肢です。

スマホで「おたんじょうびおめでとう!」と録音して、カードにQRコードをつけると特別感がアップ。

声や表情がそのまま伝わるって、やっぱりうれしいですよね。

未来の自分が見返したときに「あったかいなぁ」って思えるような、ちょっとした宝物になりますよ。

特別な日だからこそ、少し工夫してみるのも楽しいですよ。

⑤一緒に読む「時間」そのものを贈る

どんなメッセージカードでも、いちばん大切なのは“渡すときの時間”かもしれません。

朝ごはんのあとに、「はい、読んでみて」とそっと渡す。

寝る前に「いっしょに読もうか」と声をかける。

子どもは、その時間そのものが「プレゼント」だと感じてくれます。

カードは“モノ”ですが、それ以上に“親子のやりとり”が心に残るんですね。

ぜひ、大好きな5歳さんとのやさしい時間を楽しんでください。

まとめ

5歳になるお子さんは、毎日が刺激にあふれ、自分の世界をぐんぐん広げていく時期。

そんな今だからこそ、心のこもったメッセージで「見てるよ」「応援してるよ」という気持ちをそっと届けてあげたいですね。

難しい言葉や長文じゃなくても、名前を呼んで、笑顔を思い浮かべながら書いたその一文が、子どもの心を温めてくれます。

「保育園で読まれる」「おうちで手渡す」どちらのシーンでも、伝えたい気持ちはきっと同じ。

小さなバースデーカードに込められた、やさしい気持ちが、5歳の毎日をもっと明るく照らしてくれますように。

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