履歴書を送る際に不可欠な140円切手を、郵便局が週末に閉まっている時にどう入手するかは大きな問題です。
コンビニでは切手を買うことが可能ですが、必ずしも全ての店舗で140円の切手が見つかるわけではありません。
多くの就職活動者は、オンラインでの申し込み後、面接時に直接履歴書を持参します。
しかし、郵送で履歴書を提出するよう求める企業もあります。
そのため、履歴書や職務経歴書、ハローワークの紹介状などを郵送する際は、これらの書類を整理して角形2号の封筒に140円切手を貼り、投函することが一般的です。
この記事では、コンビニで140円の切手をどうやって見つけるか、また見つからない時の切手の組み合わせ方法や、切手の正しい貼り方について詳しく解説します。
コンビニで140円の切手を見つけることはできる？
コンビニで140円の切手が手に入るのか、疑問に思いますよね。
郵便局のようにはいかないまでも、多くのコンビニでは様々な種類の切手を購入することが可能です。
一般的に、コンビニでは年間通して20種類以上の普通切手を取り扱っています。
しかし、記念切手や特定のキャラクターをフィーチャーした限定切手の取り扱いは少ないです。
意外なことに、140円切手を扱うコンビニはそれほど多くありません。
実際には、各店舗に足を運んで確認する必要があります。
主要なコンビニチェーンであるファミリーマート、セブンイレブン、ローソンの状況を調べたところ、ファミリーマートでは140円切手を見つけるのが難しいことが多いですが、1円や10円、200円といった他の切手は豊富にあります。
セブンイレブンでは、140円切手を取り扱っている店舗は限られています。
一方、ローソンでは比較的多くの店舗で140円切手が販売されており、多くの店舗に郵便ポストも設置されているため、購入後すぐに使用することができます。
この点では、ローソンが非常に便利ですね。
コンビニで140円の切手を見つけるのは簡単ではありませんが、地域によっては豊富な種類の切手を扱っている店舗もありますので、探す価値はあります。
コンビニで140円切手が見つからない理由
履歴書の郵送に必要な140円切手が、コンビニでなかなか見つからないのには、いくつかの理由があります。
コンビニは日々多くの商品を扱っており、顧客のさまざまなニーズに応えるために商品の品揃えを工夫しています。
各店舗のオーナーは、地域のニーズや自店のビジネス戦略を考慮して、特に慎重に切手の取り扱いを選んでいます。
切手の種類によって使用頻度が異なりますが、140円切手は他の切手よりも使用頻度が低くコンビニでの需要もそれほど高くありません。
そのため、店舗のオーナーは在庫を抱えるリスクや他の商品のための貴重な陳列スペースを節約するために、140円切手の取り扱いを避けることが多いです。
ですので、履歴書封筒に必要な140円切手を求めても見つからないことがしばしばあります。
63円、84円、94円の切手は普段によく使われるため、それらの切手はコンビニでも簡単に購入することができます。
これらの切手は通常の郵便物やはがきの送付に適しており、日常的に多くの人々に利用されています。
ですが、140円切手は使用頻度が少ないのでコンビニには置かれないことが多いのです。
したがって、140円の切手が必要な場合はコンビニでは63円、84円、94円の切手を組み合わせて140円分にして使用するのがいいでしょう。
このような方法を利用することで、履歴書やその他の重要な郵便物をスムーズに送ることが可能になり、コンビニでも切手の需要に対応することができます。
切手の組み合わせで140円を作る方法
コンビニで一枚の140円切手が見つからない場合でも、異なる額面の切手を組み合わせて必要な金額を作ることが可能です。
多くのコンビニ店員はこのような切手の組み合わせに慣れており、依頼すると積極的に対応してくれます。
以下に、140円を作るための切手の組み合わせ例を5つ紹介します！
- 120円切手1枚と10円切手2枚
- 100円切手1枚と10円切手4枚
- 63円切手2枚と10円切手1枚と2円切手2枚
- 84円切手1枚と63円切手1枚
- 94円切手1枚と50円切手1枚
例えば、120円切手と10円切手の組み合わせは、セブンイレブンやローソンなどのコンビニでよく見かける方法です。
84円や94円の切手が一般的であるため、10円切手はほとんどの店舗で常に在庫されています。
この組み合わせは、A4サイズの書類を送る際に特に便利で、角形2号の封筒に最適です。
100円切手と10円切手の組み合わせも広く使われており、120円切手が手に入らない場合に便利な選択肢です。
この組み合わせでは枚数が多くなりますが、整った見た目になるので好まれます。
84円切手と63円切手を組み合わせる方法もあり、切手の種類が限られているファミリーマートなどの店舗で便利に使われています。
料金がわずかに超過することがありますが、その便利さから多くの人に選ばれています。
多数の切手を封筒に貼る際の注意点
切手を多く使用する際、通常郵便局は問題視しませんが、料金を超える切手を貼る場合は「料金過納承認済」と赤字で記すことが推奨されています。
これは、郵便の処理を効率化するためです。
手持ちの切手だけでは足りない場合、複数の切手を組み合わせて使用することで、何度もコンビニを訪れる手間を省けます。
しかし、例えば10円切手を14枚使用して140円を作る方法は、見た目が不格好に見えることがあります。
また、切手を過剰に使用すると、相手に対して不注意や無礼だと捉えられるリスクもあります。
特に履歴書を送る際は、適切な切手の組み合わせを心掛けることが重要です。
履歴書用の小さい封筒の利用は得策か
履歴書を購入する際に付属している小さい封筒を使用すると、費用も余分にかからず便利ですね。
この付属しているタイプの封筒は、25gまでの文書であれば84円、50gまでなら94円で送ることができます。
しかし、三つ折りにした書類は取り出しづらく、人事担当者に悪い印象を与える可能性があるため、注意が必要です。
文書を送る際は、コスト節約よりも受け取る側の印象を優先すべきです。
また、封筒の重さに応じて正しい切手の額を確認することも大切です。
切手が不足していると、郵便が戻されたり受取人が追加料金を支払うことになる可能性があります。
このため、通常サイズの封筒を使用し、140円の切手で郵送することをおすすめします。
封筒に切手を貼る正しい方法
コンビニで購入した切手の正確な貼り方と、郵便を送る際のマナーについて解説します。
切手の貼り方は、受け取る相手への印象を左右するため非常に重要です。
封筒に切手を貼るときの基本的なルールは、縦向きの封筒では左上隅、横向きの封筒では右上隅に配置することです。
この位置に切手を貼ることで、郵便物の自動処理がスムーズに行われます。
郵便局は、封筒の上部に切手を貼ることを推奨しています。
特に、切手を貼る場所は縦7.0cm、横3.5cmの範囲内に収めることが望ましいとされています。
3枚以上の切手を使用する場合も、この範囲内での配置が求められます。
また、封筒の宛名の書き方にも注意が必要です。
縦型封筒では宛名を縦書きにし、封筒の裏面には差出人の住所と名前を記入してください。
横書きの宛名は、親しい人や海外宛ての郵便に使用されることが多いです。
丁寧な字で書くことが、良い第一印象を与えるために重要です。
切手を貼る際には、切手を濡らす方法にも注意が必要です。
水道水で濡らしすぎることや、衛生的でないため直接舐めることは避けましょう。
重要な文書を送る際は、切手を濡らすための専用器具を使用することを推奨します。
これにより、紙やビニールの取り扱いも安全かつ清潔に行えます。
140円切手が手に入る郵便局以外の場所
140円の切手を購入できる郵便局以外の場所を3つ紹介します。
まず最初に、地元の小規模な商店が挙げられます。
これらの店舗は、郵便サービスを提供していることがあり、店頭に郵便関連のサインがあるか、店の外に郵便ポストが設置されている場合は、切手を取り扱っている可能性が高くなります。
ただし、取り扱っている切手の種類は店舗によって異なるため、訪問前に事前に電話などで確認すると良いでしょう。
次に、大型スーパーマーケットの顧客サービスカウンターです。
イオンやイトーヨーカドーなどのスーパーでは、しばしば切手を扱っています。
ただし、どの種類の切手が利用可能かは店舗によって異なるため、こちらも訪れる前に電話などで確認することが推奨されます。
最後に、金券ショップを挙げます。
金券ショップでは通常の切手から記念切手まで、多種多様な切手を取り扱っているため、140円切手を見つける機会が高いです。
しかし、通常は大量に販売されることが一般的なので、少ない枚数のみが必要な場合は、事前に問い合わせると良いでしょう。
まとめ
- コンビニでは切手を購入できるが、140円切手が全ての店舗で手に入るわけではない。
- 履歴書や職務経歴書などを郵送する際は、角形2号の封筒に140円の切手を使用するのが一般的。
- コンビニで140円の切手を見つける方法には、異なる額面の切手を組み合わせる方法がある。
- 切手の正しい貼り方は、封筒の縦向きでは左上隅、横向きでは右上隅に配置すること。
- コンビニ以外で140円の切手を見つける場所として、地元の小規模商店、大型スーパーマーケットのカスタマーサービスカウンター、金券ショップが挙げられる。
- 切手を多く使用する場合、料金以上の切手を貼る際は「料金過納承認済」と赤字で記すことが推奨される。
コンビニで140円切手を見つけるのは、ローソン以外では難しい場合が多いです。
そのため、120円切手と10円切手を組み合わせて使用する方法をおすすめします。